こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。
先日、とあるアニメを見ていたら、
登場人物が、シソ餃子を作ってまして…
それで、無性に餃子が食べたくなり、
翌日、さっそく作りましたよ。
少し遅い時間から作り始めたので、
このままじゃ、
いつになっても終わらないと思い、
ゴロゴロしている娘を駆り出して、
手伝わせることに。
以前は、なかなかコツがつかめずに、
「うまく包めない!キーッ!」と
癇癪を起こしていた娘なのですが、
今回は、見違えるように
上手になってたんです!
「おお~、いい感じじゃん」と
思わず声をかけると
「久しぶりに誉められたよ~」と
まんざらでも無い様子(笑)
他の方に比べると
ちょっと成長がゆっくりな
わが子なのですが、
こんなちょっとしたことでも、
確実に、人って成長するんだよなあと
感じさせてくれるのは
ありがたいことですね~。
今日のお題にまいりましょう。
【「ゴン攻め」の自由は、動画が作る!スケボーと動画の深い関係とは?】です。
先日のオリンピックで、
新競技として注目されたのが
スケートボードですね。
日本人選手が何人も
メダルを取ったことでも
話題になりましたが、
多くの人の心を動かしたのは、
国籍や年齢を超えて、
選手同士が、お互いのチャレンジを
笑顔でたたえ合っていたこと。
転倒して技が決められなくても、
「スゴかったね!」というように、
競い合う選手同士が声をかけている様子は、
他の競技には無い、
清々しさがありました。
さて、
ご存知かもしれませんが、
スケボーで、競技とともに注目を集めたのが、
「ストリート」種目の解説を務めた
瀬尻稜さん。
「鬼ヤバイっすね~」「ゴン攻め」など、
ぶっ飛んだ名言を連発。
しかし、その自由すぎる言葉と共に、
非常に的確な技の解説で、
スケートボードというスポーツを
一気に、親しみやすいものにしてくれました。
この「ゴン攻め」瀬尻さんのインタビューが、
先日ネットで公開されていました。
このインタビューが、
動画制作という面から見て、
とっても興味深かったんです。
瀬尻さんは、世界大会で5度も優勝するなど、
ご自身も、オリンピックの有力候補だった存在。
しかし、
勝つことよりも楽しむことを優先したいと、
五輪出場を目指さなかったそうなんです。
そして、そんな瀬尻さんが、
大会よりも大事にしていることが
あるのだそうです。
それは、動画。
「形に残すのが大事かなと思っているので、
やっぱり大会よりビデオが大事ですね。
ビデオで表現するのが一番です」
こんな風に、語っているんですね。
実際、スケボーの世界では、
スケーターのスキルをクールに表現する
「ビデオパート」の制作が
重要な活動の一部になっているのだとか。
「ビデオパートは
スケーターの名刺みたいなものなので、
そのために今はスケボーをしていますね」
ほほお!
そこまで、動画に情熱をかけているとは!
確かに、スケートボードの動画って
メチャクチャ、カッコイイですよね!
そして、そのカッコよさを
よりダイナミックに表現するために、
GoProとかジンバルとか、
様々な機材が開発されて、
さらにその魅力を高めてきたのも
事実です。
特に、GoProなどのアクションカメラは
スケートボードとは
切っても切れない関係にありますよね~。
しかし、私が強く惹かれたのは、
瀬尻さんの、次の言葉です。
「映像にしたら2、3秒しかない1個の技を、
丸一日かけて体を張ってボロボロにしながら撮る。
これを何日も、長ければ1年、2年と取り続ける。
その2、3秒が溜まって、
最後自分の好きな音楽をのせて、
ようやく一本のビデオパートが完成するんです」
何と!!!
たった2,3秒のために、
そこまで精力を傾け、
文字通り体を張っていたとは…!!!
様々な角度から
もっとも輝く瞬間を切り取り、
より、精度を高めていく…
何と、根気強く、
気の遠くなる作業でしょう…
ここで、私は、
ハッと気づいたんです。
一瞬で終わる競技会場では、
失敗することもある。
しかし、
今、この場で失敗している選手でも、
実は、ものすごい技を持っていて、
それを、確実にビデオに残している。
失敗は誰にでもあることを、
すべてのスケーターが知っている。
それよりも、
難しい技に果敢にチャレンジしている
その姿勢が素晴らしい。
ビデオ=動画があるからこそ、
大会で勝つことがすべてではないと、
選手自身が、知っているんですよね。
だからこそ、
失敗を怖れずに、
楽しみながら、
果敢に「ゴン攻め」できる。
スケボーの自由なマインドを、
動画が支えているんだ!!!
いや、本当に驚き、
感動しました。
これ、
個人事業主の動画作りにも
応用できることかも、しれません。
一発撮りのライブ動画は、
もちろん、それはそれで
大きな魅力が、たくさんあります。
でも、「一発勝負」って、
やっぱり、大きなプレッシャーが
かかりますよね~。
撮影や編集を
何度も繰り返すのは
とても大変な作業ですが、
でも、その分だけ、
もっとも輝く部分を
集めることが、できるんです。
瀬尻さんも言っているように、
動画は、あなたの
「名刺」です。
見る人の心を
グッとつかんで離さない、
魅力的な「動画の名刺」を
作っていきたいですね!
ではでは、また!