政見放送に思うこと

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約7分

こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを
動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。

いつもより、
ちょっぴり早めの配信ですよ。

本当は、
昨日の火曜日に
配信の予定だったんですが、

ボーッとしていて
曜日を勘違いしてました…(>_<)

ところであなたは、
明日7/4(木)は
何の日か、ご存知ですか?

そう、米国独立記念日ですよね。
「7月4日に生まれて」という
映画もありましたね~。

その他にも、
「梨の日」
「シーザーサラダの日」
「滝行の日」
「お直しの日」らしいんですが…

私にとっては、
もっと大事な日なんです。

そう、それは…

明日7月4日(木)は、
「セミナー祭り」なのです!!!

私も、明日に備えて、
今から気力体力知力を
チャージしてますよ。
(今夜は準備で寝られないかも…)

ではでは、
お知らせはこの辺までとして、
今日のお題にまいりましょう。

【政見放送に思うこと】です。

前回は、
生成AIなどを使って「楽をする」ことの
本当のメリットとは何かについて
お話をしましたが、
(前回までのバックナンバーはこちらからどうぞ↓)
https://abizmail.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3

今回は、
NHKテレビで放送されている
「政見放送」を見て思うことについて
あれこれと綴ってみたいと
思います。

■異例づくめの東京都知事選…

あなたも
ご存知のように、

現在、東京都では、
7/7(日)の投開票に向けて
都知事選挙が行われていますね。

首都の長を選ぶ選挙だけに、
ニュースでも全国ネット扱いで
大きく取り上げられています。

とにかく、今回の都知事選は、
異例なことづくめ。

まず、立候補者が
過去最多の56名。

そのため、
選挙ポスターを貼るための
掲示板の枠が足りないという
異常な事態に…

しかも、
候補者とは直接関係ない
同じ内容のポスターが
何枚も貼られたりするなど、

思わず眉をひそめたくなる
ヒドい行動もあったりします…

さらに、
現職の小池都知事は、
街頭演説を控えて
「AI百合子」なる合成映像で
選挙活動を行い、
話題となっていますね。

こんな風に、
今回の都知事選、
異例なことづくめで
驚かされることばかりです。

■AIの活用が本格化!政見放送にも…

「AI百合子」以外にも、
AIの導入・活用をうたう候補が
何人も立候補しているのも
今回の大きな特徴ですね。

中には、
自分自身ががAIなんだという
本当か冗談か分からない
候補者もいるようですが(笑)

政策決定にAIを積極導入する、
行政のしくみ作りにAIを活用する、
そう公約している候補者が
たくさんいます。

で、今回私が、
一番面白いなあと思ったのは、
政見放送。

テレビでは、
関東地方でしか
見られないと思うんですが、

YouTubeで
「都知事選 政見放送」で
検索すると、
切り抜き動画がいっぱい
出てきますよ。
(本当は違法なんですけどね)

政見放送では、
まず候補者の経歴を
アナウンサーが
読み上げるんですが、

これ、今回は完全に、
AIがやってます。

少し前までは、
NHKのアナウンサーが、
しっかりカッチリした声で
読み上げてました。

いわゆる泡沫候補と言われる
「トンデモ」候補の中には、

控えめに言っても、
かなり品の無い、
ふざけきった経歴内容の原稿を
読ませる人もいるんですよね。

それを、何の感情も込めず、
ただひたすら淡々と、
機械的に読み上げる、
NHKアナウンサーの超絶技巧に
以前は、感嘆していたモノです。

でもね、きっと、現場では、
何度か失敗しているに
違いありませんよ…

アナウンサーだって
人間ですからね、
悪意ある品の無い原稿を
読まされたら、
内心、穏やかじゃないだろうと
思うんです。

ですが!

今回の選挙戦からは、
AIアナウンサーが
読んでいます!
多分きっとそのはず!

「機械的」じゃなくて、
まさに、機械そのものが
読んでいる!

しばらく前から、
NHKのニュースでは、
AIによる自動音声で
ニュースを読ませることが
増えてきたんですが、

ああ、あの自動音声は、
まさにこの政見放送の
経歴朗読のためだったのでは…と
思いましたね。

特に、こういう選挙戦で
AIに原稿を読ませることって、
メリットがたくさんあると
思うんですよ。

まず、どの候補に対しても、
感情を込めずに
アナウンスできる。

そして、
どんな内容の原稿でも、
噛まずに一発で読める。

さらに、今回のように、
多数の候補者がいる場合でも、
疲れずに作業してくれる。

完全に公平・公正で、
疲れ知らずのAIアナウンサー。

選挙という場にピッタリの
AI活用方法だなあ~と、
感心しちゃったんですよね~。

■政見放送で、際立つ「ライブ感」!

一方、今回改めて、
感じ入ったことがあります。

それは、
「やっぱりライブっていいよなあ~」
ということ。

あなたも
ご存知のように、

「政見放送」は、
スタジオ収録したものを
そのまま流すことになってます。

衆院・参院選挙では
一定の条件を満たせば
編集した動画を流しても
良いことになってるんですが、

都道府県知事選挙については、
スタジオ収録
リハーサル1回、本番1回、
失敗してもやり直せないという
厳格なルールがあります。

そして、収録したものは、
原則として、
そのまま放送します。

まあ、あまりにも
公序良俗に反する内容だと
法律違反でカットされることも
ありますが…

いずれにせよ、
今回の都知事選での政見放送は、
すべて「ライブ動画」なんですよね!

だから、
候補者それぞれの素の表情、
生の声が、しっかり映ります。

さすがに、
小池都知事を始め、
元国会議員の蓮舫さんや、
タレントの清水国明さんなどは
話し方が上手だなあ~と
感心しますね。

でも、その他の候補も、
何とか時間内で
自分の主張を言い切ろうと
頑張っている様子が伺えて、
胸が熱くなったりします(笑)

奇抜な言動で
インパクトだけ与えようと
している候補者もいますが…

それはそれで、その候補者が、
どういう姿勢で選挙に臨んでいるのか
如実に分からせてくれるモノだと
私は、とらえていますね。

派手な映像効果や、
スタイリッシュな音楽で
カッコよく編集された
広報動画も悪くはないですが、

今の時代、そういう
「分かりやすいカッコよさ」は
もう、誰にでも出来ちゃいますよね。

むしろ、候補者自身の、
ザラッと生々しい声や表情が、
丸わかりになるライブ動画のほうが、
新鮮で面白く、インパクト強く
感じられるんですよね~。

■リアルはリアルのままに、AIとのハイブリッド活用が進む!

今回の都知事選での
政見放送を見て、
私が確信したのは、

・AIの活用がより加速する

・リアルの価値がより高まる

この、一見相反する方向が
より、進むだろうな~ということ。

アメリカの大統領選挙では、
バイデンとトランプ、両陣営が、
お互いにAIを使って、
フェイクニュースを乱発しまくっていると
聞きます。

そう、結局、
AI活用で懸念されるのは、
フェイクが蔓延するという
危険性なんですよね。

いくらAIが便利だからと言っても、
ウソをまき散らすのは
倫理的に絶対、ダメなことです。

そして、AI活用が進むと
「これってリアルなの?フェイクなの?」と
疑われることも、増えてくると
思います。

キレイに、綻びなく作った動画が、
かえって嘘くさいと
思われちゃうキケンも
あるわけですよね…。

そこで価値が高まってくるのが
「ライブ」です。

生身のあなたが、
ちょっと噛んでも間違っても、
熱く、ライブで、
直接語りかけること。

そのリアル感が、
より、求められるように
なってくるはずですよ。

AIはドンドン活用しながら、
リアルなライブ感を
大事にしていくこと。

これからのビジネス、
そして動画活用は、
AIとリアルのハイブリッド。
そう、私は確信しています。

そして…

「アレ」を使うと、
AIとリアルのハイブリッド活用を
さらに実感できますよ!

https://semican.net/event/personalitv/irdmvc.html

ではでは、また!!!

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