こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを
動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。
12月2日に急遽開催した
「無料セミナー」ですが…
12名の方々に、ご参加ご協力いただきました!
「私はは都合がつかないけど協力します」と
Facebookで拡散して下さった方もいらして…
そのシェアを通じて
ご参加くださった方もいらっしゃり。
本当に急なお願いだったのにもかかわらず、
ご協力くださった皆さま、
本当に本当に、ありがとうございました!!!
無料セミナーでお伝えした内容は、以下の2つ。
1)スライドショーから始める動画編集
2)生成AIを使った動画構成台本の作り方
2時間という限られた時間の中で、
それぞれ、要点だけをお伝えしたのですが、
「改めて動画編集の考え方を確認できました!」
「今度こそ、動画を作ろうという気持ちになれました!」
「AI活用やってみます!」
などなど、
すでに動画を作っている方も、
これから取り組もうと思っている方も、
皆さん、とても満足してくださいましたよ。
今回は、「素材撮影」が目的の
無料セミナーでしたが、
「スライドショー」も「生成AI」も、
どちらも、動画活用にとっては、
基本的に必要なスキルなので、
近いうちに、それぞれ改めて、
きっちりとセミナーをしたいと思いますので、
楽しみに、お待ち下さいね。
ではでは、お待たせしました。
今日のお題にまいりましょう。
【脱・「何となく」!イメージを言葉にするスキル】です。
前回・11/29の配信では、
私がアプリをインストールしたときの
失敗談をお伝えしましたが…
(前回までのバックナンバーはこちらからどうぞ↓)
https://abjan.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3
今回は、動画を作るとき、
特に構成を考えたり、
生成AIに命令をしたりするときに
必要不可欠な
「言葉」を磨くスキルについて
お話ししたいと、思います。
■動画を作るときに大切なモノと、その大切なモノを作るために考えておくべきこと
あなたは、
動画を作るときに
一番大事なモノって、
何だか分かりますか?
すでに何度か、
私のメルマガをお読みいただいていたら
もう、お分かりかと思いますが…
そう、アレです。
「構成」です。
何をどのように見せて、
どのシーンで、どんな話をするのか。
どこでどんなテロップを入れて、
どんな音楽を使うのか。
「構成台本」は、動画の設計図です。
構成がしっかりできていれば、
動画の7割は、完成しています。
それでは、
その構成台本を作るために
事前に考えておくべきこととは、
何でしょうか?
それは…
1)誰に見せたいのか
2)何の目的で見せるのか
3)世界観
この3つです。
構成台本を作るのは、
生成AIがいくらでも
手伝ってくれますが、
この3つについては、
あなたが
自分自身で考えなければ
なりません。
で、あなた。
この3つ、
言葉で説明することって
できますか?
■「何となく」で、決めていませんか?
1)誰に見せたいのか
2)何の目的で見せるのか
この2つについては、
割とどなたでも、簡単に、
言葉で説明できるんですよね。
・ダイエットに関心のある30代女性
・夫の関心を取り戻したいアラフォー女性
・副業で今すぐ稼ぎたいと思っている50代男性
などなど、
それなりに、言葉で、
説明出来るんじゃないでしょうか?
あ、より詳しい「見込み客」の絞り込みは、
マーケティングに詳しい専門家の方と
相談なさってください…
目的についても同様に、
・認知度を上げたい
・メルマガ読者を増やしたい
・セミナーや講座の申込につなげたい
などなど、
これまた簡単に、
言葉で説明できますよね。
では、
「世界観」については、どうでしょう?
「あなたの言葉で、分かりやすく説明して」と言われて、
すぐに、説明できますか?
「世界観」という内容が難しかったら、
醸し出す雰囲気やテーマカラー、テイストというふうに、
考えると分かりやすいかもしれません。
もっと平たくいうと、
「どんな色使いが好きですか?」
「どんなテイストが好きですか?」
「どんな雰囲気の中で、お客さんと向かい合いたいですか?」
こういうことなんですけれども。
さあ、どうでしょうか?
私のテーマカラーはコレとコレとコレ!
伝えたい雰囲気はコレ!
テイストはコレ!
実は案外、こんな風に、
ご自身の「世界観」、好きな雰囲気について、
スパッと答えられる方、少ないんです。
「なぜこの色を選んだのですか?」と尋ねても、
「いや、何となくいいかなあと…」と
お答えになる。
「どうしてこのデザイン、書体にしましたか?」と聞いても
「うーん、何となく…」という答え。
で、色遣いとかテロップの書体とか、
スライドの背景に使うデザインとか、
全体に使うBGMとか、
「何となく好きだから」
こういう理由で決めてる人、
かなーり、多いんですよね…。
あのですね。
「何となく」では、
アカンのです!!!!
なぜなら、
「世界観」というのは、
あなたの動画の
方向性を形づくる、
最も根っこの部分だから。
そして、動画を含め、
写真やスライドなど、
すべてのビジュアルデザインには、
それを使う理由が必ず、存在するから。
…とはいえ、
「世界観」という言葉自体が
もともとモンヤリしてますし、
それを言葉で表現する機会自体が
なかなかありませんから、
「何となく好き…」になっちゃうのも
無理はありませんよね。
■「何となく」を、言葉にしよう!
でも、ですね。
「好きに理由はない!」なんて
よく言われますが、
理由は、必ずあります。
「言葉にできない」のは、
「言葉にする機会がなかった」か、
「言葉にするのをサボっていた」かの
どちらか。
そして、なぜ、
「何となく好き」なことを
言葉にする必要があるかというと…
言葉にすることで、
自分の意識が整理され、
より、人に伝わりやすくなるから。
さらに言えば…
「AIに命令しやすくなるから」です!!!
あなたが、
お客さんに伝えたいことは、
あなた自身が
大好きで熱中していることのはず。
こんなに素晴らしい世界がある、
こんなに価値のあるモノがある、
その世界を、
より伝わるモノにするためには、
いきなり「動画」にするのではなくて、
その「動画」を作るための準備、
「言語化」が、必要なんです。
そして…
「言語化」が苦手な人のために
生成AIを活用しよう…と
私は何度もお伝えしているんですが、
その生成AIと付き合うためにも、
一定のの「言語能力」は
必要なんです。
つまり、
「私はこれこれこういう世界観で
こういう人に向けてこんな動画を作りたいので、
手伝ってくれよー」と、
具体的に命令してやる必要が
あるんです。
だから、
「何となくこんな感じで…」というのでは
ダメなんですよ。
「そんなこと言われたって…何となくは何となくなんだし…」
むむむ、あなたの、
ぼやきが聞こえてきましたよ…。
大丈夫です。
自分の「何となく」を見極め、
言語化するトレーニング方法が
あります。
■自分の「何となく」を知り、言語化するトレーニングとは?
これ、以前私が通っていた
グラフィックスクールの先生から
教えていただいた方法を
ちょっと応用したモノなんですが。
まずはですね、
Canvaのデザインでも、
著作権フリーの写真・デザインサイトでも、
何でも構わないので、
様々な写真・デザインが載っている
サービスやサイトを
探してください。
一番手軽なのは、Canvaかな?
で、
1)お気に入り
2)大嫌い
3)どちらでもない
この3つのフォルダを作って、
何も考えず、
どんどん直感で振り分けていくんです。
グラフィックスクールの先生は、
毎日朝、起きたら15分、
デザインサイトを見ながら、
この振り分けをしろと言ってました…
もちろん、あなたには
毎日する義務なんかありませんから、
半日だけでも、時間のあるときに、
やってみてほしいと思います。
Canvaだったら、
スライドデザインなどを作って、
振り分けていくといいですね。
大事なのは、
「お気に入り」だけではなく、
「大嫌い」「どちらでも」についても、
振り分けておくことです。
そして、選ぶときは、
迷わないこと。
ここでは、「何となくピンときた」で
OKです。
で、ある程度溜まったら、
それぞれの内容をじっくり眺めて、
共通点を、考えてみてください。
自分が選んだ「好き」には、どんな共通点があるか?
自分の「嫌い」の共通点は?
「どちらでもない」に共通するものは?
そうやって、
「何となく」選んだ多くの画像・デザインを
並べて見てみると、
いつも同じ色を選んでいるなあ…
私って、とげとげしたモノは絶対NGなんだ!
真面目でカッチリしたモノには関心がないのかあ…
などなど、
あなたの心を動かす要素が、
徐々に、言語化されてくるはずです。
そうして、
共通する要素を洗い出したら、
それぞれの要素の、
どういうところに自分は惹かれているのか、
選んだ要素を通じて、
自分は何を伝えたいのか、
言葉にしてみましょう。
一度、言葉にしてみると、
次からは、
「自分の世界観」について、
「何となく…」で済ますことが
無くなりますよ。
■動画作りは取捨選択の連続。自分の「好き」は、ハッキリ決めておこう
あの素材を使ったほうがいいのか、
この音楽にしたほうがいいのか、
そもそも、この話の流れが違うのか…
動画作りは、
取捨選択の連続です。
プロの私でさえ、そうなのですから、
お仕事の道具として使おうという
あなたが、
動画作りで迷うのは
当然のことです。
ですから、その迷いを最低限にして、
動画作りのコストと時間を削減するためにも、
「世界観を言葉でハッキリ説明できる」
「自分のテーマを言葉で説明できる」
このスキルは、
磨いておいて、ほしいんですね。
そうすれば、
編集作業で迷うことが格段に減りますし、
何より、生成AIで構成台本を作るとき、
スパッと命令文が書けて、
望む結果が、素早くでてくるように
なりますよ!
「好き」「嫌い」を
言語化するトレーニング、
時間があったら、
ぜひぜひ、試してみてくださいね。
かなり効果がありますよ!
あ、ちなみに、
私の「世界観」、伝えたいイメージを言語化すると
こんな感じです。
「シャープで知的、信頼性が高い印象を保ちつつ、
情熱的で積極的な部分も感じさせたい。
明るくカラッと、ハッキリと物事を伝えて行く
創造者の世界を出したい。
テーマカラーは、黒、白、そして赤。
ときどき落ち着きを感じさせる紫。
直線的なデザイン、モノトーンのデザイン、
ミニマルでインパクトの強いデザインを使用。」
生成AIに構成台本を頼むときには、
当然、この世界観も、伝えてますよ^^
次回は、
スライドで動画を作るときのコツについて
お伝えしたいと思いますよ。
ではでは、また!!!