こんにちは!
個人事業主/起業家の皆さまを動画で応援する、
PersonaliTV映像ディレクターの佐藤安南です。
今回は、余計なご挨拶(笑)はすっ飛ばしてまいりますね〜
前回のこのメルマガでは、
「編集せずに動画をアップする方法はある!」とお伝えしました。
でも、そのためには、
「あること」を準備しなければならない、ともお伝えしました。
その「あること」とは…
1)シナリオ
2)衣装・小道具・セット
3)入念なリハーサル
この3つです!!!
ええ〜っ(?_?)?
やること、いっぱいあるじゃん!!!σ(`´メ∂
まあまあ、落ち着いて下さい(笑)
編集しなくていいんですよ?
…ということはですね…、
「生放送の番組」を作るのと、
まったく同じことなんですよ!!!
生放送…
ああ、懐かしいなあ…
(回想シーンに入ります・笑)
私、娘が産まれる前は、
「報道2001」というフジテレビの報道番組に、
1年間携わっておりました。
これ、もちろん生放送です。
政治家や文化人をお招きして、
時事問題をあれこれしゃべってもらう、
日曜の朝の番組です。
当時のキャスターは、
今や神奈川県知事となられた、黒岩さん。
生放送のトーク番組だから、
何の台本もないと思うでしょう…?
いえいえ、台本はしっかりあるんです!
もちろん、報道番組なので、
直前に、すべてがひっくり返ることはざらにあります。
でも、基本はしっかり台本を作り込みます。
前の週から、何人もの構成作家さんやディレクターが集まって、
内容を検討し、取材を重ね、キャスティングを考え、
想定問答を練りに練り込むんです。
もちろん、台本通りに進むことはありません。
特に政治家の方は、
なかなかこちらの思うように話してくれません(苦笑)
でも、
「ああ言われたらこう突っ込む」
「こう来たらこう切り返す」
こうした想定問答を、たくさんたくさん考えておくんです。
そして、時間内に終わるように、
落としどころを、あらかじめ考えておくのですよ。
また、現在の私は、
NHKの「すくすく子育て」という番組に携わってます。
この番組、現在は、
収録後に一生懸命編集して作っています。
ですが、数年前までは、
「疑似生」(ぎじなま)だったんです。
疑似生…
つまり、
「生放送と同じように収録」していたんです。
ちょっと前までのNHKの番組は、
この「疑似生」収録の番組が、
とっても多かったんですね。
多分、スタジオを使える時間が、
かなり制限されていたからかもしれません。
(本当の理由は、よくわかりません…)
15分なら15分、30分なら30分で、
必要な要素をすべて詰めこんで、時間内に収録。
一秒たりとも、オーバーしてはいけないんです。
ですから、台本を一字一句、練りに練って検討します。
そして、収録前には、
本番とまったく同じように、リハーサルをします。
当然、リハーサルは、
かなり時間がオーバーしてしまったりします。
そのリハーサル後に、
出演者、プロデューサー、ディレクターが顔をつき合わせて、
ああでもないこうでもないと、
台本を再度検討し、削除し、変更して、
きっちり時間内に収まるよう、台本を作り替えます。
そして、本番収録で、
「せーの、どん!」で、一気に収録するのです。
いやー、その緊張感たるや、
もうハンパないですよ〜(^0^;)
いつも手のひらは汗でびっしょり、
心臓がバクバクいってましたもん……>_<…
「このコーナー、あと30秒しかないよ!!!」
「巻いて巻いて!!!」
「そうじゃない!早く次いって!!!」
「間に合わない!次のコーナーはカット!!!」
「●×△★!!!!σ(`´メ∂-_-#(`ヘ´)!!!」
副調整室には、怒号が飛び交ってましたね〜。
まさに戦争ですよ。
ですが、
終わってしまえば、もうあとは放送を待つだけ。
楽チンですよね〜^^♪
今は、大まかな台本はありますが、
出演者に自由にしゃべってもらって、
後で編集するというスタイルに、ほぼ変わりました。
だから、収録中は、
昔ほどの緊張感はありません。
ですが、その分、
後の編集に、
ものすごーく、時間がかかります…(>_<)
ね?
編集しないということは、
こうした「疑似生」収録と、
同じことなんですよ。
「いやいや、テレビ番組とは違うから」
「YouTubeとかの動画なんだから、もっとさくっと、ね」
「みんな『簡単にできる』って、言ってるじゃん」
…
はい、そう思われるお気持ちも分かります。
ですが、
賢明なあなたなら、
お分かりですよね。
「時間をかけなくても、撮ってすぐにアップロードすれば大丈夫!」
こんな風にいわれてる動画の中で、
本当に売上げにつながっている動画には、
ある共通点が、あるんです。
それは…
「ちゃんと準備している」ということ。
・伝えたいことを絞り込んでいる
=シナリオがちゃんとできている
・見せたい商品、服装、撮る場所が分かりやすい
=衣装・小道具・セットがそろっている
・しゃべりがよどみなく、スッキリしている
=撮り方を練習し、リハーサルしている
例えば、エステティックサロンの動画だったら、
必ず、サロンの制服を着ているとか。
占い師の方だったら、
「占いの館★」とすぐ分かる、
ミステリアスな場所で話しているとか。
「マーケティング白虎隊!」という名前でコンサルなさっているなら、
白虎隊の格好で(爆)セミナーしているとか。
ご自身のイメージをキッチリ演出して、
分かりやすく伝えられるよう、
ちゃーんと仕込んだ上で、
「一発撮り」してるんです。
私のような立場の人間が見たら、
「あ、これ、ちゃーんと準備してるな」って、
すぐ分かります。
本当に売上げにつながっている
「編集していない撮りっぱなし」の動画は、
1)シナリオ
2)衣装・小道具・セット
3)入念なリハーサル
この3つの要素が、
キッチリ準備された上で、作られているんですよ。
でも、この3つさえ準備すれば、
あとは編集しなくていいんですから、
楽ですよね〜^^
パターンをしっかり決めさえすれば、
あなたのオリジナルチャンネルから、
毎日ビデオブログを出すこともできますよ!!!
うーん、
その準備が難しいんだよね〜…
そう思われたら、個人セッションでみっちりアドバイスしますよ♪
遠慮なく、ご連絡くださいね〜
ではでは、また!!!
(追伸)
毎月開催の「動画お茶会」。今月は9月27日(土)13:30からです。
編集真っ最中の「あの動画」も、こっそりお見せしちゃうかも???
動画をシェア&何でもアドバイスお茶会 by PersonaliTV⇒