こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。
本当は、昨日の火曜日が
いつものメルマガ配信日なのですが、
月曜日に号外を出したら、
曜日が分からなくなってしまいまして(>_<)
改めて、今日水曜日の配信です。
さて、昨日の東京は、
お昼過ぎにかけて、
ものすごい豪雨に見舞われました。
あなたのお住まいの地域は
大丈夫でしたか?
そして今、大型台風が、
沖縄を直撃していますね…
もしかすると、
このまま北東へ移動するかもしれないとか。
猛暑に豪雨に大型台風、
もう日本はどうなっちゃうんでしょう?
これは、何かの天罰なのでしょうか?
各地の被害の様子をニュースで見るたび、
本当に、胸が痛みます。
とにかく、何があろうとも、
生き抜くことが大事!
そう思って、改めて、
防災グッズなどを確かめている私です。
ゲリラ豪雨で、
雷が落ちて停電..ということも
最近よくあることですから、
いざというときの備えは
本当に大事だと思います。
特に、欠かせないのが、
モバイルバッテリー。
私が愛用しているのは、
zendureというメーカーの
バッテリー。
https://amzn.to/3Qn6MRp
小さいのにパワフルで、
本当にオススメ!
私は、
iPhoneで長時間撮影するときにも、
このzendureバッテリーを
使っていますよ。
今なら、Amazonで
21%オフのタイムセールらしいです(笑)
さてさて、お待たせしました。
今日のお題にまいりましょう。
【風景動画にも、構成は必要なんです】です。
これまでのバックナンバーを
読み返したい場合は、
こちらからどうぞ↓
https://abizmail.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3
■風景動画、撮っても編集のしかたが分からない!
7/30にお送りしたメルマガで、
お詣りツアーの様子を撮影・編集した
短い動画をご紹介したかと
思います。
https://youtu.be/4QIAMN-Bkyg
現地に着いたとたんに、
「あ、これは動画を撮ろう」と思い立ち、
パパッと撮ってササッと編集
したものなんですが、
ご覧いただいた方々からは、
「さすがプロ!」
「風を感じます~」
「こういう動画を作りたいんですよね~」
などなど、
様々なご感想をいただきました。
はい、もちろん、
プロですからねwww
でも、使った道具は、
iPhoneだけ。
しかも、iPhone12ProMax。
2世代古いヤツです。
編集も、iPhoneについている
iMovie。
あなたも使っている、
フツーのスマホ、
ありきたりのアプリです。
でも、シロウトさんが
撮って編集するのと、
私のようなプロが
撮って編集するのでは、
仕上がりが、大きく違って
くるんですよね~。
機材じゃないんです。
いったい、その理由は、
どこにあるのでしょうか?
■実はプロの私も、長いこと分かりませんでした
テレビ業界に入って30年あまり、
今でこそ、「私は映像のプロです」と
自信を持って言える私ですが、
実は長いこと、
映像のこと、動画のこと、
よく分かっていなかったんです(恥)。
そもそも、
この業界に入ったのも、
研究者になるという夢に
挫折したからですし…(T_T)
特に、業界に入って
最初の1年くらいは、
何をどうすればいいのか、
皆目見当もつかず。
ちょうど1年経とうとするとき、
偉大な先輩ディレクターから、
シナリオの大切さ、
編集の根本原理を
徹底的に叩き込まれ、
ディレクターとは何か、
映像とは何か、
少し分かってきたんですが。
でも、その後も、
どう撮影して、どう編集するのか、
しっかりと理解できていたわけでは
無いんです。
というのも、テレビ業界は、
細かく分業化されてますからね。
構成は、構成作家さん。
撮影は、カメラマンさん。
編集は、編集マンさん。
音楽は、音効さん。
私のようなディレクターは、
「これをこんな風にしたいんです!」と
方向さえ、しっかり示せば
いいんですよね。
他の細かいところは、
他のプロにお任せしちゃえば
いいんですから。
なので、
予算の無い安い仕事で、
自分で全部、
撮影編集しなきゃならないときは、
そりゃあ、大変でした。
構成は作ってますけど、
それを使って、
どんなふうに撮影していくのか、
それがどう編集につながるのか、
恥ずかしながら、
本当に長い間、
全然、分かっていなかったんですよ…
まあ、カメラマンさんからは
「安南は熱い気持ちがある」
「取材対象の懐にうまく入り込むので、
カメラマンが撮影しやすい」
と、
ディレクターとしては
ある程度、評価してもらって
いたんですけれど。
でも、今、
あなたも含め、
多くの方がやっているように、
構成・撮影・編集、
ぜんぶ自分1人で
上手にこなすなんて、
もう、とてもとても、
ムリだったんです。
■「カメラマンよりも、安南さんの撮るほうがいい」
映像のプロとは名ばかりで、
何をどう撮っていいのか
まったく分かっていなかった
ダメダメな私でしたが、
30代半ばを過ぎて、
少し、自信が持てるように
なったんですね。
今も携わっている
「すくすく子育て」に
関わるようになったころの
できごとなんですが。
その頃はまだ、今よりも、
プロのカメラマンさんと一緒に
ロケに行くことが多かったんですね。
そして、まだ、
iPhoneが登場するちょっと前のこと。
私一人で小さなビデオカメラを抱えて
撮影に行くときもあったんですが、
自分の撮った映像素材を見て、
「ヘタだなあ、ダメだなあ」と
いつも、落ち込んでいたんです。
そうしたら、
一緒に仕事をしていた
編集マンさんが
(マンと言っても、女性なのですが)
「内容を分かっていないカメラマンよりも、
安南さんの撮った素材のほうが、
ずっといいですよ」
「安南さんは、誰に何を見せたいか、
映像からしっかり伝わってきます」
そんなふうに、言われたんです。
そこで、ハッと気付いたんですね。
そうか!
ただキレイに撮ることが
目的じゃないんだ。
誰に、何を伝えたいのか、
そこが一番、大事なんだ。
それで、少しだけ、
撮影に自信が持てたんですね。
■「ドキュメンタリーにも、台本はある!」
その後、さらに、
とある大先輩との出会いが
ありました。
その方のお話を伺って、
目から、ウロコが落ちたんです。
それは…
「ドキュメンタリーにも、台本はある!」
という話でした。
実はそれまで、私自身も、
数本のドキュメンタリー番組を
作っていました。
ですが、
ドキュメンタリーに台本があるなんて
考えもしなかったんです。
だって、ドキュメントって、
出たとこ勝負の、
その場限りの記録でしょ?
それが、台本だなんて…
でも、その大先輩は、
こうおっしゃったんです。
「ドキュメンタリーは、
取材者と対象者の共同作業だ」
「取材者が何を感じ、何を伝えたいのか、
それをストーリーにして映像化するものだ」
「だから、途中で修正はあっても、
『こういうことを伝えたい』という
構成台本は、必ず必要なのだ」
「そのストーリーを画で表すために
素材を集めていく作業、
それが撮影なのだ」
そうか!!!
そういうことだったのか!!!
このお話を伺って、
今までボンヤリモンヤリしていた、
構成・撮影・編集の作業が、
パパーっと、
私の頭の中で、つながったんですね。
ストーリーを、画で語る。
それが、映像、動画である。
そのために、まずは、
しっかり事前取材して、
設計図となる構成、
ストーリーを作る。
そのストーリーを表す素材を、
撮影して、集めていく。
ストーリーに沿った
素材があれば、
あとは、並べるだけ。
なんだ、そういうことだったのか!
すでに、私は、
40歳を過ぎていました…
業界に入って15年あまり、
ようやく、何とか、
プロとして一人前に
なった瞬間でした。
■風景撮影にも、ストーリーがあるんです
思いのほか、
過去の話が長くなっちゃいましたが…
つまり、
ドキュメンタリーでも、
風景撮影の動画でも、
大事なのは、
「必ずストーリーがある」
ということ。
逆に言えば、
ストーリーを考えてから撮れば、
編集も、楽にできると
いうことなんですよ。
ですから、
先に見ていただいた
「お詣りツアー」の動画も、
私は、頭の中で、
一通りストーリーを組み立てて、
その流れに合うように
撮影しているんです。
・日本橋のビル街にやってきました~
・ビル街の中にあるのが、ここ、
福徳神社。
・福徳神社の周囲は「福徳の森」という
公園になっています
・風鈴が涼しげに鳴る小径を通り抜け…
・広場を抜けると、薬祖神社へ。
・薬品会社の寄進が多いですね~
・お詣りの後は、楽しいランチタイム
・美味しい料理に舌鼓!
・楽しい素敵なツアーでした
ザッとまあ、こんな感じで、
ツアーの流れを、予測して、
それに沿うように、
撮影していったんです。
で、編集するときは、
想定していた流れに沿って、
素材を並べるだけ。
だから、ササッと、
分かりやすい動画が、
作れるんです。
いかがですか?
でもね、
あなたには、
私のように、
15年以上も修業する時間は、
ありませんよね。
ですから、
この「ストーリー」の作り方、
つまり「構成」の作り方、
考え方を、
ぎゅぎゅーっとまとめて、
学んでほしいんです。
そうすれば、いつでも手軽に、
プロみたいに分かりやすい
風景動画が、
撮影編集できるように
なりますよ!
https://55auto.biz/personalitv/registp/entryform50.htm
(テンプレ集受け取り済みの方は、先にお送りしているURLからどうぞ!)
ではでは、また!