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個人事業主・起業家の皆さんを動画で応援する

高校野球に見た「背景」の力

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約6分
高校野球に見た「背景」の力

こんにちは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。

本当は、
昨晩お送りするつもりだったのですが、

いざ配信…というときになって、
急に、配信システムが
動かなくなりまして(>_<)

台風の影響なのか、
それとも何か他の要因なのか…

というわけで、
お盆明け、木曜午前の配信です。

それにしても、
先日の台風7号、
本当に大変でしたね…

あなたのお住まいの近くや
お知り合い、ご親戚は
大丈夫でしたか?

私は、前回のメルマガでも
お伝えしたように、
夫の実家がある尼崎へ
行っていたのですが、

台風の影響で
高速道路が通行止めになるかも
しれないと聞き、

予定を繰り上げて
かなり早めに帰京しました。

幸い、関東地方は
直撃を免れたのですが、
それでもこの数日、
断続的に豪雨に見舞われています。

被害に遭わないのが一番ですが、
もしも、被害に遭われたときは、

面倒でも、ご自宅の被害状況を
写真や動画で撮影しておくと
罹災証明や保険の請求に
役立つそうですよ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230816/k10014164101000.html

いざというときに、
スマホが充電切れ…ということがないよう、
日頃からバッテリーも
用意しておきたいですね。

さてさて、お待たせしました。
今日のお題にまいりましょう。

【高校野球に見た「背景」の力】です。

これまでのバックナンバーを
読み返したい場合は、
こちらからどうぞ↓
https://abizmail.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3

■高校野球、見てますか?

8月6日から行われている、
夏の全国高校野球。
日本の夏の風物詩ですよね。

子どもの頃は、
夏休みの間中、
朝からずっとテレビがついていて、

何となく、家族全員で
スイカを食べながら
高校野球を見ていたモノです。

プロ野球は見ないけれど、
高校野球は必ず見るという
熱狂的なファンも
いるようですね。

この試合に全てを賭けるという
トーナメント戦ならではの
ハラハラドキドキ感と、

若い選手たちの
ひたむきな姿勢は、
野球ファンでなくても
心を打たれますよね。

■ものすごい観客数に驚き!!

先週、夫の実家がある
尼崎へ行きまして、
独り暮らしの舅と一緒に
高校野球を見ていたんですね。

神奈川の慶應義塾高校と、
福井の北陸高校の試合でした。

慶應義塾って…
あの、慶應大学の付属校です。
清原和博さんの息子さんが
いるチームとしても知られてますね。

と、知ったかぶりして
書いてますが…

元神奈川県民の私、
慶應義塾高校が
そんなに野球が強いとは
全然知りませんで…

「ええーっ、あのエリート校が~?!」と
驚きながら画面に見入ってました。

選手の髪型も、
慶応高校は違いましたね~。

高校球児と言えば丸刈り…
まあ最近は減ってきているようですが、
それでも、対する北陸の選手は
ほぼ短髪丸刈りだったのに、

慶應の選手は、
丸刈りの子は皆無!
しかもツーブロックの子が何人も!

何かこれだけでも、
オシャレなエリート校だな~(笑)って
感じなのですが…

一番ビックリしたのが、
応援団の規模!!!

いやもう、
ものすごい規模なんです!

OB会が応援ツアーを組んだそうで、
3100枚のアルプス席のチケットは
瞬時で完売したらしいですね!

しかも、人数だけで無く、
音がスゴい!!!

明らかに、北陸高校のときと
応援の音が違うんです。
音量というか、音圧というか…

聞こえてくる応援の声、
応援団の演奏、
慶應高校のときだけ、
音量が2倍、3倍に聞こえるというか。
ネットでもだいぶ話題になってましたね。

もしかすると、
中継スタッフがそのことに気付いたのか、
そしてちょっと配慮をしたのか、

5回、6回頃には、
少し周囲の音量を下げて
中継していたような
気がしましたよ。

いや~、
こんな大音量で応援されたら、
対戦する北陸高校は
さぞかしやりにくいだろうなあと
感じましたね。

■北陸高校の先発投手の孤独感…

対する北陸高校、
先発投手は、
2年生の竹田くん。

エースの3年生・友廣選手が
腕を痛めていたため
先発となったそうなのですが…

明らかに、
慶應の大応援団の声に
圧倒されている様子でした。

4回途中まで、
毎回得点を奪われ、
6失点という結果に…。

テレビで観ているコチラのほうが
胸を締め付けられそうでしたよ。

甲子園球場という、
どちらの学校にとっても
アウェイの場所のはずなのに、

聞こえてくるのは、
相手側の学校の、
とてつもない大声援、
まるで慶應のホームのようでした。

■そのとき、カメラが映したのは…

4回表か5回表のときでしょうか。
これ以上相手に点を入れさせたくない、
焦っているような、
竹田投手の顔が映りました。

そして次の瞬間、
竹田くんの全身のショットに
カメラが切りかわったんですね。

その背景に見えていたのは…

3000人以上の人で埋め尽くされた、
慶應義塾のアルプススタンド。

そして、そこから響いてくる、
「慶應~慶應~」という大音響。

慶應応援団の大波の中に、
ポツンと独り、取り残されたような
竹田投手の孤独なショットでした。

ああ…
何という、残酷な映像なのだろう。

背景の映像と、
背後の音が、
ここまで、選手の心理状態を描くとは。

見ていて、
思わず涙が流れてしまいました…

■背景は、雄弁に状況を語る!

おそらく、
このときの中継スタッフも、
竹田投手の孤独感を
感じ取ったに違いありません。

だからこそ、
わざわざ、背景に、
慶應の大応援団が
しっかり見えるように、

ピントを構図を調整して、
あの映像を撮影したのだと
思います。

そうなんです。

背景は、
被写体以上に、
雄弁なのです。

そして、背景は、
被写体そのもの以上に、
状況を語ってくれることも
あるのです。

背景だけでなく、
背景に流れる音も
そうですね。

あなたも、
ご自身の自撮りをするときは、
「背景で語る」ことを
考えてみてくださいね。

「どんな背景が合うのか分からない…」

そう迷っているなら、
ぜひ、ここで学んでください!
https://personalitv.com/schedule/livemaster/

ではでは、また!

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