こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。
先週金曜日の7/1、
元アナウンサー・橋本恵子さんと
ライブ対談を行いました。
「ネタ」を探せ!?【はしけい&あんなの「話しちゃおっかな!?」vol.7】
https://youtu.be/GPw84QBBCDA
あなたも、
ブログやSNS、メルマガなど、
ご自身の情報発信をする中で
「ネタ探し」に悩むことが
あるんじゃないでしょうか。
先日のライブ対談では、
そういう「ネタ」を
どうやって見つけるのか、
どんな状況だと
「面白いネタ」が生まれやすいのか、
視聴者の皆さんのコメントを受けつつ
かなり深い話ができましたよ。
「ネタがない」と悩む前に、
まずは、吐き出してみることが
大事なのでは、という話も出ました。
吸い込むことより先に、
吐き出すことが大事。
吐ききれば、自然に息が入って来る。
ヨガの呼吸法でも、そうらしいですね。
その中で、とある方から、
こんなコメントが。
「吐く」という字から
「ー」(マイナス)を取ると、
「叶う」という字になる。
おお、その通りだ!!
愚痴や弱音を吐くこと、
それはそれで、
とっても大事なことだから、
我慢しちゃいけないと思いますけど、
マイナスの要素は
見えないところで
コッソリ吐き出しきってから、
「叶う」思いを、
たくさん発信していけるように
したいですね!
アーカイブも残っていますので、
気になったら、ぜひご視聴くださいね。
https://youtu.be/GPw84QBBCDA
さてさて、
前置きはこれくらいにして、
さっそく今日は、お題にまいりましょう。
【KDDIの社長会見に見る「ライブ動画」の効果とは?】です。
先週末2日未明に起きた、
KDDIの通信障害。
あなたは、
大丈夫でしたか?
今日の午後3時半、
ようやく全面的に復旧したそうで、
なんと、86時間もの長時間、
電話やデータの通信に
不具合が起きるという、
今までに無い大規模な通信障害と
なりました。
農家のハウス栽培や
交通機関の運行などにも
大きな影響が出たようですね。
私のウチでは、
夫も娘もKDDI(au)なので、
土曜日から日曜日にかけて、
ちょっぴり不便でしたねえ。
で、今回のお題は、
この通信障害にあたり、
KDDIの髙橋社長が行った
ライブ会見についてのお話です。
障害発生の翌日、7/3に、
謝罪のライブ会見が
行われたんですが…
https://youtu.be/kJpH6VV5mDs
その内容が、
本当に素晴らしかったんです。
ネットでも
かなり話題になってますね~。
通常、こうした謝罪会見って、
経営陣が並んで頭を下げはしますが、
その後の質疑応答では、
トップの方々がしどろもどろになって、
弁護士や側近が代わりに答えたり、
「自分は知らなかった」と
責任逃れのような答弁をしたりして、
かえって反感を招いたりしがちなもの。
例えば昨年、
みずほ銀行のATMで
トラブルがあったときには、
「ネットのニュースで初めて知った」と
頭取が回答…
危機管理の甘さを露呈し、
大変な批判を浴びましたよね。
でも、今回の記者会見は
全然、違ったんです。
髙橋社長みずから、
技術的な質問に丁寧に答え、
経営トップがしっかりと
状況を把握していることを
印象づけました。
また、質問が出なくなるまで
会見を続けるなど、
真摯な対応をしていたんですね。
使う言葉も専門的になり過ぎず、
一般の人でも分かりやすい
平易な言葉を選んで説明していました。
この結果、
かえってKDDIに対する評価が
爆上がりしているそうなんですよ。
なるほどねえ~。
理由の一つには、
髙橋社長が技術畑からのたたき上げで、
現場の技術に詳しかったということが
あるでしょう。
携帯電話のインターネット接続や、
着メロ・動画配信などに関わってきた、
「日本の携帯電話の生き証人」みたいな
方なんだそうですよ。
専門知識がしっかりあるからこそ、
ほかの人に任せることなく、
社長自ら受け答えができたのですね。
そして、もう一つの理由としては、
髙橋社長の、通信事業に対する
「愛」があるんじゃないかと
思うんです。
そもそも髙橋社長が
携帯事業に飛び込んだのは、
学生時代の遠距離恋愛で、
公衆電話で10円玉を積みながら
電話した経験があったからだとか(!)。
「思いを届ける」ことの大切さ、
そのインフラを作り上げることへの情熱、
つまり「携帯への愛」を
持ち続けている方なのだと思います。
さらに、髙橋社長のスゴイところは、
そのプレゼン・話術のテクニック。
実は、以前から、
髙橋社長の卓越したプレゼン力は
高く評価されていたんです。
https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201809/pr-diagnosis/013955.php
原稿が用意されていても、
棒読みにせず、魂を込めて話す。
人さし指を立てる、
手を大きく差し出すなど、
強調したい言葉を印象づける。
そういう、
説得力のある話し方が素晴らしいと
絶賛されていました。
もちろん、3日の記者会見でも、
髙橋社長は、自らマイクを握り、
率先して説明しようという
姿勢を示していました。
最初から最後まで、
ずっとマイクを握っていたことに、
「自ら説明責任を果たす!」という
強い意志を感じましたねえ。
ちょっとビックリしたのは、
謝罪会見で、
スライドがバッチリ用意されていたこと。
スライドを提示しつつ、
体全体で説明しながら
話をしていたんですよ。。
社長がすべての内容を、
しっかり理解していることが
こういうところからも、伝わってきます。
これね、
昨年のドコモの通信障害での記者会見、
みずほ銀行での記者会見とは
受ける感じが、だいぶ違うんですよ。
ドコモの謝罪会見は、
そもそもライブではなく、
4分間の収録動画でしたし、
みずほ銀行にいたっては、
トップの説明が、どれもグズグズ…
当然、スライドなどもありません。
(気になる方は、ぜひググって見てください!)
それに比べ、
今回のKDDIの謝罪会見は、
大変な事故対応の中で、
よくぞこれだけしっかり資料をまとめたなあと
感心させられました。
また、質疑応答の中でも、
分かりやすいプレゼンのテクニックが
いかんなく、発揮されています。
質問に対する答えの中で、
髙橋社長が、
電波強度を表すあの4本線、
「ピクト」について
説明するところがあるのですが、
「ピクト、いわゆるあの、
立ってる3本の電波の波です」
(本当は4本ですが^^)と、
ジェスチャーと共に、
分かりやすく言い換えるなど、
専門用語を言い換えつつ
分かりやすく伝わるように
丁寧に説明していましたね。
そして、
私が一番印象的だと思ったのは、
記者から寄せられる
厳しい質問に対し、
髙橋社長が、
質問者の方向をグッと見つめ、
一つ一つ噛み締めるように
深くうなずきながら、
しっかりメモを取りつつ、
質問の内容を聞いていたことです。
「ご質問はごもっともです」
「おっしゃる内容はその通りです」
そんなふうに、
うなずきから語りかけているように
見えるんですよね。
こういう、何気ないしぐさにも、
髙橋社長の真摯な姿勢が
見て取れるように感じたのです。
もちろん、答えるときも、
質問した記者のほうをしっかり見て、
語りかけるように回答しています。
いかがでしょう?
これが、すべて、
「ライブ」で行われたんです。
ここが、とてもスゴイところです。
「謝罪会見」という、
会社にとって重大な危機となる
場面であっても、
真摯に、丁寧に、
分かりやすく対応することによって、
マイナスの評価を
プラスに変えてしまう。
これ、おそらく、
録画による
一方通行の発表だったら
だいぶ印象が違ったと思います。
プレゼンスライドを使い、
資料もしっかり用意して、
伝えるべきことを
きちんと整理して伝える。
同時に、
「ライブ」という場を活かして、
寄せられる全ての質問に、
その場で、丁寧に答えていく。
自分が答えていないときでも、
深くうなずいたり、
質問者のほうをきちんと見たりして、
心を通わせようという姿勢を見せる。
「ライブですべて見られている」ことを
充分に理解し意識している
会見だったとも言えますし、
逆に、ライブだったからこそ、
髙橋社長の真面目で前向きな人柄が
ダイレクトに伝わってきたとも
言えるでしょう。
「本気が伝わる」
「人柄が伝わる」
それが、ライブ動画の
最大の強みなんですよね!
ここまで書いてきたことを
まとめると…
髙橋社長の今回の会見が、
多くの方面から高評価を得たのは、
髙橋社長の、元々の人柄や
真摯な姿勢が
ライブで伝わったということと、
髙橋社長自身が、
プレゼン=ライブ動画の力を
非常によく理解していて、
伝え方のスキルを磨いていたこと、
この2点が
大きな「勝因」です。
ライブ動画の活かし方の、
とーっても素晴らしい事例を、
この髙橋社長の記者会見は
見せてくれたと思います。
https://youtu.be/kJpH6VV5mDs
人柄をダイレクトに伝えてくれる、
それが、ライブ動画の強みです。
そして、その強みは、
「活かし方」を知ることで
最大限に、発揮できるように
なるのです。
あなたも、
ぜひ、髙橋社長のように、
「ライブ動画」の強みを活かせる
プレゼンのスキルを磨いて、
あなたの魅力や信念を
より多くのお客様に
届けて欲しいと思います。
ではでは、また!
(追伸)
髙橋社長のように、
ライブ動画の強みを
最大限に生かすスキルを身につけて、
濃いファンをどんどん
増やしませんか?
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【ライブ動画完全マスター講座第9期】を
8月上旬から開講します。
今週7/7(木)以降、
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また!