こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを
動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。
なかなか、
週2回のメルマガ配信という
約束が守れません…
スミマセンm(_ _)m
メルマガを書こうと、
意気込んでパソコンに向かうと、
別の用事が、
急に入って来るんですよね~。
あなたも、
そんなこと、ありませんか?
私だけ、なのかなあ…。
それはさておき。
先週は、短めの動画を3つ編集し、
構成を2つ、書きました。
以前は、構成を1つ書くだけで、
丸一日使って、
疲労困憊してたんですが…、
今年に入ってからは、
AIにお手伝いしてもらうようになり、
かなり、楽になりましたね。
その中で、
またまたビックリするようなことを
経験しましたので、
今日は、それをお伝えしたいと思います。
そして、あなたも
すでにご存知かもしれませんが、
ZoomもAIを搭載して
ドンドン進化してるので、
その辺のお話も、ちょっとお伝えしますね。
ではでは、お待たせしました。
今日のお題にまいりましょう。
【AIがメチャ進化してビックリの件】です。
前回・10/18の配信では、
マイクには大まかに2種類あるんだよーという
お話しをしましたが、
(前回までのバックナンバーはこちらからどうぞ↓)
https://abizmail.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3
今回は、ちょっと話題を変えて、
AIが更に進化してビックリだよ~という
お話をしたいと思います。
あ、マイクについてのお話は、
近いうちに、また続けますので、
楽しみにしていてください。
■もはや、構成台本作りには欠かせないAI
前書きでも、ちょっとお伝えしましたが、
今年に入ってから、私は、
動画の構成台本を作るとき、
必ず、AIにお手伝いをしてもらってます。
特に、YouTubeなどの
SNS用動画や、
動画広告なんかの場合は、
絶対にAIの力を借りたほうが
いいです。
その理由は…
・様々な動画のパターンをAIが覚えてきた
・典型的な構成のパターンを提案してくれる
・具体的なイメージを提案してくれる←ありがたい
・何度でも書き直しできる(文句を言わない)←ココ大事
とまあ、
様々なメリットが、あるからなんですね。
特に、
「ネタだけは、確実に決まってるのに!」
「言いたいことは固まってるのに!」
こういう場合には、
AIが、力を発揮してくれます。
頭の中にある「ネタ」を、
箇条書きでドンドン記入していって、
「ターゲットはこういう人」
「こんなメッセージを伝えたい」
そういう内容も、
とにかく、思いつくままに入力して、
で、そんなふうに、
バラバラに書き出したメモを
思いつく限り伝えてから、
「構成台本書いて下さい」と命令すれば、
あっという間に、
文章の形に、してくれるんですからね~。
私、長らく映像業界にいますけれど、
ここまで優秀なAD(アシスタントディレクター)には
出会ったことがありません(笑)。
本当に、良い時代になったなあ~と
感動しています。
■特に「Gemini」の進化がヤバイ!
今回、私のアシスタントを務めてくれたのは、
ChatGPT(GPTくん)
Gemini(ジェミニっち)
Claude(クロードさま)
この3つの生成AIなのですが、
特にGemini(ジェミニっち)の進化が
ヤバイことになってます!!!
こちらが、Geminiに作らせた
構成台本案の内容なのですが…
(クリックすると、実際に私がGeminiに作らせた構成台本の出力画面に飛びます)
↓
https://gemini.google.com/share/78375305f380
上記をご覧いただくと、お分かりのように…
なんとなんと、
ナレーション案だけでなく、
具体的な映像のイメージ画像まで
提案してくれちゃってるんです!!!
ちょっと私が目を離していた隙に、
こんなにヤバイ感じに
進化してくれちゃって…
グッジョブ、ジェミニっち!!!
もちろん、今までも、
具体的にどんな映像を入れたらよいか、
文章では、提案してくれてました。
ChatGPTでも、同じように、
基本的には、文章で提案してくれます。
でも、Geminiは、
なーんにも命令しなくても、
勝手に気を回して(笑)、
ふさわしい画像素材をピックアップして
見せてくれるんですよ。
しかも、
実際のチャット画面で
操作してみてもらうと
分かると思うんですが…
提案してくれる画像は、
1枚だけじゃ、ないんです。
Googleで調べた画像から
ふさわしいと思えるモノを
シーンごとに、3~4枚、
提示してくれてるんですYo!!!
いやもうコレ本当に、
ビックリしました。
これぞ、動画の構成台本に
求められている内容ですよ。
動画って、最終的には、
「話に合わせて何を見せるか」が
大事ですからね。
「お話の内容は作れるけれど、
どんな映像にしたらよいのか
まったく思いつかない」
実際、こういう風に悩む方、
本当に、多いんです。
(実は、私もその一人です)
ですから、
ナレーションの文案や
テロップの文言案だけでなく、
「こんな画像、どうでしょう?」と、
具体的に提案してくれるのは、
本当に本当に、
助かりますよ~。
■構成台本とは違うけれど…zoomもAI搭載してます
そして、件名にも書いた、
zoomです。
先日、「zoomの勉強をし直している」と
お伝えしたかと思いますが…
Zoomも、バリバリと、
AI化を進めていますよね。
その大きな進化の1つが
「Zoom AI Companion」
です。
AIコンパニオン…
要するに、Zoomが、
ミーティングのサポートを
AIでしてくれるということ
なんですが…、
ちょっと遅刻しても、
それまでの話の内容を、
AIが要約して教えてくれる!
Zoomミーティングが終わったあとに、
すぐに、話し合いの内容を
AIがまとめて教えてくれる!
これ、議事録やレポートを
イチイチ作らなくてもいいので、
メチャクチャ、便利ですよね~。
すでに1年前からリリースしている
AI機能なんですが、
今年になって、
さらにパワーアップしてきたんですよ。
今まで、1回録画したものを
文字起こしして、
それをAIに読ませて要約…ってことを
していたんですが、
その時間が一気に短縮されて、
Zoomで打ち合わせたことの振り返りが
しっかり、確実に、スピーディに
出来るようになりました。
私のように、
録画してあるのに見返すのを忘れて、
話した内容も忘れちゃうという
ウッカリボンヤリ人間には、
「終わった後に要約がすぐできる」のは
本当に、ありがたい機能ですよ。
■とはいえ、人間の目と手によるチェックは、絶対に必要!!!
あなたが
望むと望まないとに関わらず、
これから、どんどん、
AIによる機能の進化は
進んでいくと思います。
気が付かないうちに、
すべてAIがやってくれちゃった…
そんな時代が、来るかもしれませんよね。
でも、全部AIに任せられるのは、
やっぱり、当分先のことだろうなあと
私は、思います。
というのも…
先ほどご紹介したように、
イメージ写真を提示するという
素晴らしい働きをしてくれた
Geminiっち、なのですが、
出来上がった構成台本を
読み返してみると…
おいおい、
基本的な情報が
えらく間違ってるやないかい!!!
(怒)
あれだけ参考資料を渡したのに(怒)
ということが、往々にして起きます。
今回も、一番肝心な法律の内容が、
全然、違ってました(涙)
また、AIの種類によっても、
さらに、質問するタイミングによっても、
回答が、かなり変わって来ます。
今回、私が構成を作るために
取った手順は…
===
1.クライアントにヒアリング ← まずは人間がスタート
2.テーマ案出し ← AIに尋ねるとメチャ楽
3.クライアントとテーマの決定 ← 人間でなきゃできない
4.テーマに基づいた下調べ ← AIと自力の両方
5.必要情報をAIに渡す ←命令文は自作
6.AIが構成の下書きを作る ← 2つのAIが大活躍
7.何度かそれぞれのAIに作り直させる ←内容チェックで自分の頭を使う
8.ChatGPTとGeminiの作成案をまとめるようにClaudeに依頼 ←別のAI登場
9.Claudeの台本案を元にチェックしつつ仕上げ書き直し ←最後は自力
===
とまあ、こんな感じです。
いかがでしょうか?
決して、AIに丸投げは
してないんですよね。
特に、事実関係のチェックは、
やっぱり、人間の目と手で
しっかり調べておく必要が
あります。
最終的な責任は、
人間にあるんですからね。
また、どれだけ、
日頃の自分の文体を真似させても、
細かなニュアンスや
微妙な言い回しは、
まだまだ、完全に真似することは
難しいように、思います。
■個人情報や機密情報にも注意が必要…
そして、AIを使うときに注意したいのが、
個人情報や機密情報、著作権。
実は、私は、
番組の編集などでは、
ほとんど、AIは使っていません。
それはなぜかというと、
「個人情報」「機密情報」に
関わる部分が、多いからです。
まだ、放送していない、
取材したばかりの方の情報を、
AIに渡してしまうと、
いつどこで、その情報が
ネットに出ていってしまうか
分かりませんよね。
ただ、「ほとんど」と書いたように…
誰もが調べられる情報を
より分かりやすく説明したい、
難しい専門用語を、
噛み砕いて説明、
しかも10秒~12秒など、
限られた秒数で読み上げたい、
そんなときは、
迷わず、AIの力を借ります。
「もっと短く」
「もっと分かりやすく」
「10秒以内で読めるように」
こんな無茶振りでも、
文句1つ言わず、
何度でも対応してくれますからね。
しかし、それ以外の情報は
AIには、手渡しません。
あなたも、
AIと付き合うときは、
「個人情報」「機密情報」
そして「著作権」の扱いには
じゅうぶん、気をつけてくださいね~。
■それでもやっぱり、AIは使ったほうがいい
先ほど、私の構成作成手順を
見ていただきましたが、
結構、AIに丸投げしてるなーと
思われましたか?
それとも、
かなり自分でやってるんだなーと
思われましたか?
実際のところ、動画の構成作りを、
完全にAIへ丸投げするのは
相当、先のことになるだろうなあと
私は、思っています。
ですが、
・ネタ出し
・下書き
・書き直し
こうした部分を
サポートさせるだけでも、
7割、いや、8割近くの労力が
削減されたと実感してますよ。
ちょっと油断していると、
あっという間に進化してしまうので(笑)、
ぜひ、あなたも、
思い立ったときに、
AIにご自身のお仕事を手伝わせて、
AIスキルをアップデートしておいて
くださいね。
次回は、またマイクの話になるか、
それとも、勉強中の
Zoomの話になるかも…
ではでは、また!!!