こんにちは!
個人事業主・起業家を応援する映像ディレクター、
PersonaliTVの佐藤安南です。
突然ですが、
あなたは、
締切前に、余裕を持って、
きちんと仕事を仕上げられるタイプですか?
それとも、
締切直前ギリギリになって、
慌てて仕事にとりかかるタイプですか?
私は…
後者です(爆)
子どもの時から、そうでした…
夏休みの宿題しかり。
最初は、キッチリ予定を作るんです。
「これで毎日少しずつやっていけば、
お盆前に宿題が全部終わる!」
そう思って、計画の完璧さに酔いしれ…
そこでおしまい(爆)
お盆過ぎてから、だんだん焦りはじめ、
8月30日になってから、
ようやく手をつけ始める始末。
31日には、毎年泣きながらワークをやっていました…
恥ずかしながら、
それは今もあまり変わりません(苦笑)
ですが、子どもの時と違うのは、
締切を守らないと、
仕事を失ってしまうということ。
つまり、
お金が入ってこない。
生きていけなくなる。
ですから、子どもの時に比べると、
かなり(自分比ですが)マシになりました。
大事ですよね、締切は。
特に、TVの仕事をするようになってから、
締切、制限時間ということに対しては、
子どもの時とは比べものにならないほど、
神経を遣うようになりました。
いや、神経を「遣わされる」ようになりました。
なぜなら…
テレビには「放送日」があるから。
そしてテレビには、
「制限時間」があるから。
そう、テレビの仕事は、
締切と制限だらけなのです。
放送に穴をあけることは許されません。
30分の番組を、1秒でも超えることは許されません。
いや、一秒どころか、
1フレーム(30分の1秒)すら、超えてはなりません。
いやー、なんて面倒なの!
最初は私もそう思いました。
でも、こうした「制限」は、
悪いことばかりでは、ないんです。
放送日という締切があるからこそ、
それまでに、必死になって、
役に立ちそうな、面白そうな情報を集め、
制限時間があるからこそ、
取材した内容、撮影した要素を、
どうしたら効果的に見せられるか、
取捨選択をくり返しながら、
七転八倒の苦しみで、構成を考える…
制限があるからこそ、
余計なものを省き、
本当に必要なものは何かを選ぶことになる。
限られた時間の中で、
一番効果的に視聴者の心をつかむ見せ方を、
一生懸命考えることになる。
「制限」は、
クリエイティビティを高めるために、
ある意味、必要な要素でもあるんですね。
皆さんの動画制作にも、
同じことがいえるのです。
動画を作りたいとは思うけれど、
なかなか時間が取れないなあ…
あれもこれも伝えたい、
だけど、どんどん長くなってしまって、
収拾がつかない…
そういう時には、
「締切」を決めて、
「制限時間」を作ってしまいましょう!
*新たなセミナープログラムを作るタイミング
*新商品を発表するタイミング
*年始、年度初めの直前
こんな風に、締切はいろいろ考えられますよね。
制限時間は、なるべく単純に。
*30秒
*1分
*3分
CMやテレビ番組ではないので、
それほど厳密にならなくてもよいです。
でも、だらだらと作るよりも、
「30秒で伝える!」
こう決めてしまったほうが、
一番伝えたいことだけを、
しっかり考えられるようになります。
「viddy」などの動画制作サービスサイトでは、
30秒という制限時間が決められているものもあります。
また、iMovieなどの編集ソフトに付属するテンプレートも、
決められた時間内に、
映像をはめ込んで作るタイプのものが、いろいろあります。
最初は、こういうサービスを利用するのもよいですね。
いきなりゼロの状態から始めるのは、
どんなことでも、難しいものです。
「締切」と「制限時間」を決めることで、
マインドセットされるわけです。
ぜひ、試してみて下さいね。
さあ、私も次の締切に向けて、
頑張ります!
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