[メルマガ] 「動画に時間がかかりすぎる!」という人が見落としていること

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約6分

こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。

今、ホームページのリニューアルに向けて
あれこれと準備を進めています。

トップページを飾る写真を探すため
パソコン画面とにらめっこしていたら、

「ジージージー…」

どこかで聞いたことのある
懐かしい音が…。

「あっ、セミだ!!!」

そうなんです。

ウチの近所では、
昨日初めて、
セミの鳴き声を聞きました。

そして今日は、
関東甲信越が梅雨明け。

天気予報も見ていないのに、
自然界の生き物は、
ちゃんと季節の移り変わりを
分かっているんですねえ~。

しかし、ウチのマンションは、
なぜかセミが寄ってくるんですよ!

壁に貼り付いて鳴かれると
ライブのときに声が入って来て
困るなあ…(>_<)

さてさて、
今日のお題にまいりましょう。

「動画に時間がかかりすぎる!」という人が見落としていること】です。

講座やセミナーで
動画の作り方をお教えしていると、

たまに、こんなご感想を
いただくことがあります。

「こんなに時間がかかるなんて思わなかった…」
「もっと楽にできると思ってた….」

ものすごーく、
期待外れのようなお顔で
おっしゃるんですよね(T_T)

その一方で、

「大変だったけど、出来上がって楽しい!!!」
「自分でもできるんだと嬉しくなりました!!!」

こういうご感想も、いただきます。

どちらの感想もアリですし、
お一人の中に、
「大変」と「楽しい」が
一緒になっていることも
あると思います。

たいていの方は、
「出来上がって嬉しい!楽しい!」と
仰ってくださいますが、

やはり、一定の割合で
「時間がかかって大変…」と
ショックを受ける方が
いらっしゃるのも、事実です。

でも、私、
そういう方のお気持ちが
よーく、分かるんです。

だって、実際の話、
動画作りって、
時間がメチャクチャかかって
大変なんですもの(爆)

動画は文章や写真に比べて
何倍もの情報量があると
よく言われますが、

情報量が多いということは、
それだけ、手間ひまもかかるということ。

そして、本来なら、
台本や撮影や編集や音楽選びなど、
それぞれ専門家がいて
分業で行っていることを、

すべて一人で
やろうとしているんですからね!!!

もう、それだけでも、
動画をやろうとしている
あなたを
心の底から、尊敬します!!!

で、本題に戻ります。

実際に作ってみて、
「動画は時間がかかりすぎる!」と
ガッカリしてしまう人は、

ある、とっても大事なコトを
見落としていることが
多いンです。

それは…

動画は、
作る人が「楽」になるためのモノのではなく
観る人が「楽」になるためのモノだと
いうことです。

もう一度言いますよ。

動画は、
作る人が「楽」になるためのモノではなく、
観る人が「楽」になるためのモノ。

ここを見落としているから、
「こんなハズじゃなかった…」と
ガッカリしちゃうんですよね。

そもそも、
自分の専門外のことを学ぶのは
最初のうちは、
それなりに時間がかかるモノ。

でも、そこで
「こんなに時間がかかるなんて…」と
思ってしまうということは、

心のどこかで
「動画は文章よりも楽なはず」という
思い込みがあるからなんですよね。

はい、これは、
ある側面では正しいのです。

動画は、文章よりも、楽=easyです。
観る人にとっては。

でもそれは、
「作るのが楽=easy」ということでは
ありません。

ここを勘違いして、
作る側にとっての楽=easyばかり
追い求めてしまうと、

観る人にとっては、
見づらくて理解しがたい動画に
なってしまいます…

例えば、赤ちゃんの離乳食は
やわらかく煮込んで、
ときには、すりつぶして、
食べやすくしてあげますよね。

動画も、同じです。

消化=理解しやすくするために、
内容を噛み砕いて、
ある程度の手間をかけること。

ここの心構えがあるかないかで
「ガッカリ」するのか
「ちょっと大変だけど楽しい」かが
変わってくるんです。

あ、でも、
ただやみくもに
手間ひまをかければいいってもんじゃ
ありません。

おそらく、とっても真面目な
あなたの場合は、

手作りの離乳食にこだわり過ぎて、
あれこれ本を読んで頑張って、

時間をかけて作ったけれど、
赤ちゃんには食べてもらえなくて
ガックリ心が折れちゃう…

そんな
「頑張り過ぎママ・パパ」みたいな
感じなんじゃないでしょうか?

これは、単に、
「慣れていない」から。

そして、あれこれ知りすぎて、
何が自分に合っているか
分からなくなってしまっているから。

新米ママ・パパのうちは、
初めてのことだらけで、
あれこれと情報を集めすぎて
頭がパンパンになってますよね。

でも、ある程度時間が経つと
手の抜き方も、
それなりに分かってくるモノです。

要するに、
「自分のやり方」が
出来上がってくるんです。

もちろん、時間がたっても、
なかなかうまくいかない場合も
あります。

そんなときは、大抵、
やり方が間違っているんですよね。

「すくすく子育て」の取材で
多くのご家庭を見てきて、
自分自身でも
娘の離乳食に苦労したから
言えることなのですが…

「何でこんなに大変なの?!」

そう思っているときって、
赤ちゃんがどう楽になるかが
見えていなくて、

自分のペースで進めたいとか
自分のやり方に
こだわってしまっていることが
多いンですよね。

昔の自分の育児を振り返ると
もう、大反省なのですが…orz

動画も、同じです。

ある程度、
動画に手間ひまがかかるのは、
当たり前のことです。

でも、
観る人が何を求めていて、
それにどう応えればいいのかが
ちゃんと理解できて、

自分らしさを提供できる
自分なりのやり方が
きちんと身につけば、

「時間がかかって大変…」という
辛い気持ちから、

「自分の思ったことが形になる!」という
喜びに、変わっていくはずですよ。

でも、やっぱり、
もっと簡単にできないのかな~?

ええ、もちろん、
もっと動画作りを
簡単にする方法は
あります。

それは、次回のメルマガで
お伝えしますね!

ではでは、また!

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