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「1分間スピーチ」で、動画の構成力を鍛える!

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約8分
「1分間スピーチ」で、動画の構成力を鍛える!

こんばんは! 
動画で応援するPersonaliTV、 
映像ディレクターの佐藤安南です。 

前回からちょっと、 
間が空いてしまいました。 
10日ぶりの配信です。 

先週から今週水曜日まで、 
番組の編集に 
かかりきりだったんです。 

いや〜、 
今回の編集は 
大変だった!!! 

30分足らずの番組なんですが、 
とっても話が面白くて、 
1時間半近くも 
収録してしまい(>_<) 

3倍近い長さの映像を 
ギュッと凝縮するのに 
メチャクチャ、苦しみました… 

まあ、今回に限らず、 
どんな番組でも、 
決まった長さがあるので、 

大抵の場合、 
「どこを削除するか」 
「どれだけ簡潔に表現するか」で、 
ディレクターは悩み抜きます。 

その結果、 
ピッタリと決められた長さに 
編集できたときの 
喜びと言ったら… 

これを、業界用語で 
「尺になった」とか 
「尺が出た」とか 
言うんですよね。 

あまりの嬉しさに、 
Facebookで 
「尺になった〜」と 
投稿したら、 

「尺取り虫になったの?」とか 
「イワナが釣れたんですか?」とか 

面白いリアクションが 
たくさん寄せられましてwww 

最近は、 
バラエティ番組などで、 
タレントさんがよく 
「尺が〜」という言葉を 
使ったりしているので、 

「尺」という言葉は 
割と知られるようになったのかなと 
思っていたんですが、 

やっぱり、業界用語というのは 
独特の使い方があるので、 
関係者以外の方には 
通じませんよね。 

まあ、今回はワザと、 
謎かけみたいに 
投稿してみたんですが、 

セミナーやセッションでは 
こうした「業界用語」は使わないように 
一層気をつけなければと 
思ったことでしたよ。 

あなたのお仕事では、 
こういう、他の方には通じない 
「業界用語」が、ありますか? 
ぜひ、教えてくださいね^^ 

ではでは、お待たせしました! 
本日のお題にまいりましょう。 

【「1分間スピーチ」で構成力を鍛える!】です。

スピーチをする女性

前々回(抽選発表前の1/6)には、
「2023年はムービージェニックになろう!」と
お伝えしましたが…
(バックナンバーはこちらからどうぞ!↓↓↓)
https://04auto.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3

今回は、あなたのような
個人事業主が作る動画に欠かせない
「話し方」と「構成」についての
お話ですよ。

■「1分間スピーチ」とは?

あなたは、
「1分間スピーチ」を
したことはありますか?

あなたが
会社勤めのご経験があるなら、
朝礼のときに「何か話して」と
順番にスピーチが回ってきたかも
しれませんし、

お茶会とか交流会とかで、
自己紹介として
「1分でスピーチしてください!」と
促されることがあったかも
しれませんね。

要するに「1分間スピーチ」とは、
1分間という限られた時間の中で、
自己紹介でも時事ネタでも、
何か、話をすることです。

試しに、「1分間スピーチ」と
ネットで検索してみてください。

数え切れないほど、
たくさんの検索結果が
出てくると思いますよ。

「オススメのネタ」とか
「成功させる秘訣」とか
「話し方の注意点」とか…

こんなにたくさん検索結果が
出てくるということは、
同じくらい、多くの人が、
「1分間スピーチ」で
困っているということですね。

さてさて、
あなたは、
「1分間スピーチ」は
お得意ですか?
それとも、苦手なほうですか?

もしあなたが、
動画をお仕事に
活用していきたいと
考えていらっしゃるなら、

得意であっても苦手であっても、
「1分間スピーチ」は、
ぜひ、動画を作るときの
「下準備」として、
練習して欲しいんです!

■「1分間スピーチ」には、自撮り動画の基本が詰まっている!

実は、「1分間スピーチ」には、
分かりやすい動画を作るための
大切な要素が、
たくさん含まれているんです。

その中でも特に重要なのは…

1)話題を1つに絞る

2)結論から先に言う

3)分かりやすい言葉を使う

この3つです。

これ、
動画の構成作りと
まったく同じなんです!!!

特に「1分間」というように
時間が限られているのがポイントです。

要するに、
1分間のニュースや
番組のミニコーナーを作るのと
同じなんですよね。

制限時間の中で、
いかに分かりやすく、
相手に自分の伝えたいことを
印象つけるか。

これは、スピーチにも、
動画発信にも、
同じように求められることですよね。

しかも、
「1分間スピーチ」は、
誰かに話しかけることを
前提としています。

ですから、
[[name1]]さんのような
個人事業主がよく作る
自撮りのプレゼン動画には、

「1分間スピーチ」をするつもりで
構成を考えると、
うまくいくんですよ。

■1分間に話せる文字数は「300文字以内」!

「1分間スピーチ」について
解説しているネット記事などを読むと、
必ず出てくるのが、
「どれくらいの文字数が最適?」ということ。

これ、だいたい決まっています。
「1分間に300文字以内」というのが理想。

実際に、私、
先日、編集室で作業をしながら、
ナレーション原稿の文字を
数えてみましたよ。

ちょうど、1分1秒のコーナーが
ありましたのでね。

その結果は…

270字でした。

しかも、
句読点やカギ括弧などを含めて
276字です。

ですから、実際には
260字くらいかもしれません。

どうでしょう?
かなり、ゆっくりのペースだと
思いますか?

でも、実際には、
これくらいスカスカなほうが、
人の耳にはしっかり内容が
届くんです。

これ以上に話を詰め込もうとすると、
メチャクチャ早口になってしまい、
聞き取りづらくなるだけでなく、

「なんだかセカセカした人だなあ」とか
「ペラペラしゃべって落ち着かない」とか
マイナスの印象を見る人に
与えてしまうことになります。

1分間に300文字以内!
3分の動画なら、900文字以内!

まず、この文字数を守るようにしてください。

■制限があると、内容も研ぎ澄まされる!

「1分間に300文字じゃ、何も言えないよ…」

あなたは、
そんな風に、感じましたか?

いえいえ、300文字って、
意外と、たくさんのことが、
言えますよ。

あなたが
「足りない」と感じる理由は、
ちょっと、厳しいことを言うようですが…

文章を「研ぎ澄ましていない」から。

限られた時間の中で、
本当に伝えたいことだけを絞り込み、
分かりやすい言葉を考え抜いて、
何度も練り直す。

1分間とはいえ、
いえ、1分間だからこそ、
しっかりと、言葉を選び、
研ぎ澄ましていく必要が、
あるんです。

その言葉は、
初めて聞く人にも、
分かりやすい表現ですか?

回りくどい言い回しに
なっていませんか?

余計な話題を
はさんでいませんか?

耳で聞いたときに
スッと理解できる表現に
なっていますか?

そして何より、
聞いてくれる人、見てくれる人に
楽しんでもらえる、
役に立つ内容に
なっていますか?

「1分間300字」という
制限があるからこそ、
あなたの思いを
どこまで研ぎ澄ませるか、
鍛えられるのです。

■動画の構成に迷ったら「1分間スピーチ」で考えよう!

きっと、あなたには、
お客さんに届けたいこと、
伝えたい思いがたくさんあって、
ネタには困らないと
思うんです。

でも、その思いを
ぜんぶ動画に詰め込んでしまうと、

見ている人は、
お腹いっぱいになってしまいます。

それに、一つの動画に
ネタをたくさん入れてしまうと、
すぐに「ネタ枯れ」しちゃいます。

ブログやSNS投稿と同様、
動画発信も、定期的に、
たくさん伝えることが大事です。

そのためにも、
まずは、
「1分間スピーチ」するつもりで
構成を考えてみましょう。

最初は、とても長くなってしまうかも
しれません。

その、長くなったものを、
1分300文字に収まるように、
どんどん、削っていってください。

そして、実際に、
カメラの前で話してみて、
自分で、確認してみましょう。

これを繰り返すことで、
あなたの動画は、

より分かりやすく、
よりお客さんの心に刺さるように
生まれ変わるはずですよ。

春には、新形コロナも
インフルエンザと同様、
「第5類」の分類になることが
予測されています。

今まで以上に、
リアルでの出会いも
増えていくことでしょう。

そのときに、
この「1分間スピーチ」の出番も
増えてくると思います。

新たな出会いに向けての
準備も兼ねて、
そして、2023年の動画発信を
より加速させていくためにも、

ぜひぜひ
「1分間スピーチ」の考え方で
構成を作ってみてくださいね。

ではでは、また!

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