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個人事業主・起業家の皆さんを動画で応援する

[メルマガ] 収録した動画の「あー、えー」は削除すべき?

約6分
[メルマガ] 収録した動画の「あー、えー」は削除すべき?

こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。

実は今日、
新型コロナのワクチン1回目を
接種してきました!

私はいわゆる
「基礎疾患」枠で申し込んだので、
比較的早く接種券が来たのですが、

そのあとすぐに「職域接種」が始まり、
続いて64歳未満の人へも
接種できるようになりましたから、

私のところには、
接種券が3通も来ました(!)

「基礎疾患」枠と、
「65歳未満」枠と、
商工会議所からきた職域接種枠。

ありがたいことだと思う一方、
こういう郵便物にもお金がかかるし、
デジタル技術で
何とかならないものかねえ‥と

3通の接種券を前に
しばし考え込んでしまいました。

ともあれ、無事に1回目の接種を終え、
特に副反応も無く、
フツーに過ごせています^_^

接種の注射も、
まったく痛みがなく、
「アッ」という間もなく終了。

「はい、打ちますよ」
「はい、終わりましたよ」

思わず
「早っ!!!」と
叫んでしまったくらいです(笑)

さてさて、
お題にまいりましょう。

収録した動画の「あー、えー」は削除すべき?】です。

以前のメルマガでも
ちょっと書いたと思うのですが、
最近また、ご質問を受けましたので、
改めて、お伝えしようと思います。


スピーチなどをなさるとき、
「あー」とか「ええと」とか、
よく、言ってしまうほうですか?

私は…

かなり多いです(恥)

このメルマガでも、
自分が話している雰囲気を
できるだけ再現するために、
「ええと」とか「あの」とか
書いてますしね(笑)

この「えー」とか「あー」とかの
無意味な間投詞は、
「フィラー」と言われたり、

無意味な言葉という意味で
「ジャーゴン」と言われたり
しています。

うまく話がでてこないときとか
緊張しているときとかに
使ってしまいがちですよね。

さて、この「あー、えー」問題。

特に、動画を収録・編集するときに
問題になるんですよね。

「えー、そして、ええと、」

「あー、つまりそのー、」

動画だけでなく、
スピーチのときや、
セミナー、ビデオ会議のときでも、

「あー、えー」が多すぎて、
話が分かりづらい人って
たまーに、いらっしゃいますよね。

でも、この「あー」「えー」、
ちょっと、動画の世界では
(特にYouTubeでは)、
目の敵にされすぎているように
思うんです。

あなたも、
ご覧になったことがありませんか?

メチャクチャ、
ブツブツに?がれている動画。

「みなさんこんにちは」
「今日は」「私が行っている」
「動画の」「編集方法」「に」「ついて」
「お伝えしたいと」「思います」

さすがにここまで極端なブツ切りは
ないだろうなあ~と
思っていたのですが…

先日、見つけてしまいました(>_<)

そしてですね、上記のように、

「『あー』『えー』などのフィラーは
全部削除しなさい!」

こんな風に教えている
動画講座もあるそうなんですよね。

うーむ…。
嘆かわしい…。

確かに、
「あー」「えーと」ばかりで
なかなか話が進まなかったら、
聞いているほうは、
イライラしちゃいます。

でも、それを全部削除しちゃったら、
メチャクチャ、不自然ですよね!?

それに、
ブツブツ細切れになった
せわしない動画を見させられたら

「実際はかなり『あー』『えー』って言ってるのかな…」

「本当はメチャクチャ話がノンビリしてるのかな…」

かえって、
そんなふうに感じる人も
出てきます。

さらに困ったことには、
動画の編集を
「あー」「えー」を削除することだと
勘違いする人が
たくさん出てきていること!!!

そんな勘違いは
なさらないと思いますが….

動画編集は、
「あー」「えー」を削除することとは
まったく違いますよ!!!

本来の、
あなたの姿を
動画で伝えたいのなら、

できる限り、
普段の話しぶりを
そのまま伝えることが
大事です。

「テンポよく可能な限り情報を詰め込め」

そんなふうに教えている方も
いらっしゃるようですが、

生まれつき話のテンポが速い
マシンガントークの人ならまだしも、

もともと、ゆったりした口調で
ノンビリと話すタイプの人が、
動画だけはメチャ早口なんて、
オカシイですよね?

そもそも、
編集でごまかそう、
帳尻を合わせようとするのが
間違いなんです。

「あとは編集でよろしく」と
いう言葉を聞くことがありますが、

実は、この言葉って、
映像制作者を
メチャクチャ、
ムカつかせるんですよ~。

もちろん、
私はプロですから、
「お任せください~」と
その場はニッコリ笑ってお別れします。

でもね、心の中は
罵詈雑言の嵐です(笑)

編集は、
お前の尻拭いを
するための手段じゃ
なーい!!!!

そんなふうに、
何度叫びたかったことか…

あ、ちょっと話がそれましたm(_ _)m

まあ、私のような
映像制作のプロは
それでも何とかできますが、

みなさんには、
他にお仕事があるわけですよね。

「あー」とか「えー」とかを
削除するために、
大切な時間を
ムダにはしたくないハズです。

では、どうすればいいのか。

解決法は、2つ。

1)「あー」「えー」を削除しない

2)「あー」「えー」を話さないようにする

1)の「削除しない」決断をすれば、
いいんです。

そもそも、
「ああ」とか「えー」を
ひと言も発しない話し方なんて、
不自然の極みです。

いくら「あー」「えー」を無くして、
テンポアップしたとしても、

話の内容自体が魅力的でなければ
意味がありません。

ただ、やはり現実問題として、
「あー」「えー」が多い話し方は
聞きづらくなってしまうもの。

そこで、2)の
「話さないようにする」という
解決策です。

そうなんです。

「編集でどうにかしよう」と
考えるのは、
もう、やめにしませんか。

その前に、構成をしっかり作って、

何を話すのか、
しっかり頭に叩き込んで、

もちろん、
プロンプターを使っても
構いません。

後の編集に頼らない、
分かりやすい話し方をするように
きちんと準備すれば
いいんです。

私自身の経験でも、
「あー」「えー」を言っていても
それが気にならない人というのは、

話す内容を事前にしっかり考え、
どう撮るかについても
ちゃんとプランを練っています。

だから、
「あー」「えー」と
迷うことが少ないんですね。

結論!

少しの「あー」「えー」なら、
削除しなくてもOK!

やみくもに「あー」「えー」を
削除するのは、
ご自身の持ち味を
かえって損ねてしまいます。

また、動画編集は、
ノープランで話したことを
後で帳尻合わせする手段では
ありません。

ですから、
「編集で削除しよう」と
考える前に、

「きちんと準備して編集しやすくしよう」

こう考えるべきです。

もし、「あー」「えー」を削除することに
編集時間を費やしているなら、

まずは、
ご自身の話し方を見直すとともに、

しっかり、話す内容を
絞り込むことを
大切にしてくださいね。

少しの「あー」「えー」は、
あなたの
素敵な持ち味ですから、
自信をもって、
カメラの前に立ってください!

私も、
自撮りをするときや
ライブ配信のときは、

少なくとも、最初と締めのときは
「あー」「えー」を言わないように
原稿を作って、しっかりガン見してますよ~。

ではでは、また!

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