高画質のカメラが必要?その前にチェックしておきたいこと

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約5分

おはようございます!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。

今日は、いつもと違い、
水曜朝の配信です

本当は、
昨日の夜に書きかけたのですが、

パラリンピックの開会式に
ついつい見入ってしまいまして(笑)

いやあ、
ストーリーが分かりやすくて
統一感があり、
見応えがありましたね!

オーディションで選ばれた
主役の中学生の表現力が
とてつもなく豊かだったこと、

はるな愛さんが
依頼でなく公募で
ダンサーとして出演していたことなど

キャスティングも公平・多様で
話題になりましたね。

私が一番驚いたのは
途中で、若冲の絵が描かれた
「デコトラ」が出てきたこと(爆)

「そうかあ、
トラック野郎は日本の文化だよねえ~」と
妙に納得しつつ、

トラックの派手な電飾が、
ダンサーがまとうLEDライトと
プロジェクションマッピングの光に融合して
本当に素晴らしい演出だなあと感じました。

ではでは、本題です

【高画質のカメラが必要?その前にチェックしておきたいこと】です。

動画制作とか
動画マーケティングを教えている
HPなどを見ていると、

「パソコンについているカメラはダメ!」

「動画やるなら、画質にこだわるべき!」

そういう風におっしゃる方が
たくさんいらっしゃいます。

うんうん、
私も、ある面では、
そう思います。

画質が綺麗なほうが、
説得力が増しますし、
あなたの魅力を
よりダイレクトに伝えられますしね。

ですが、
「パソコンについてるカメラはダメ」とまでは
私は、思っていないんですよね。

実際のところ、私自身は、
今でもライブ配信は
Macについてるカメラで行っています。

とりあえず、今の配信内容なら
Macのカメラで充分だと
判断しているからです。

それにね、
いくら良いカメラを使っていても、
その性能を活かせなければ
意味がないんですよねえ。

実は、私も、
「webカメラのほうがキレイなのでは?」と思い、
カメラの交換を検討したことがあります。

また、iPhoneの操作画面を映したくて、
2台目の「手元カメラ」として
ウェブカメラをMacに?いでみたことが
あります。

結果は…

両方とも、ダメでした。

Webカメラで顔を映してみたところ、
顔が白く映りすぎたんですよね。

しかも、Macで映しているときよりも
画面が広く映ってしまって、
背負っているブルースクリーンの端から
部屋が見えちゃうんです(>_<)

また、手元をwebカメラで
写そうととしたところ、

iPhoneを操作する指の動きに
Webカメラがいちいち反応して、
ちゃんとピントが合わず、
「こりゃ使えない」となってしまったんですね。

確かに、画質はいいんですよ。
でも、私が使いたいシーンにとって
Webカメラは、
ふさわしくなかったんですよね。

つまり、
ただ単に「画質がいい」というだけで
機材を選んじゃいけないということです。

そもそも、多くのwebカメラは、
いわゆる「ビデオ会議」のために
作られています。

オフィスの会議室で行うリモート会議で、
いっぺんに複数の人や
ホワイトボードを一緒に写す、
そういう場面を想定して
作られています。

ですから、
手元にクローズアップして撮影するとか、
カメラ自体を動かして撮るとか、
激しくカメラに近づいたり遠ざかったりするとか、

そういう場面は、
想定されていないんですよね。

大抵のwebカメラには
「オートフォーカス機能」がついてますが、
これも、目的によっては
かえって邪魔になります。

エクササイズを配信しようとした方が
ウェブカメラを使おうとしたところ、
ピントが途中で何度も合わなくなって
苦労したというお話を聞きました。

私自身も、webカメラを
「手元カメラ」に使おうとしたときに
ピントが何度もずれてしまって
結局使えませんでした。

動きが激しい様子を映すときなどは、
オートフォーカスが働かないほうが
かえっていいときも、あるんですよね。

また、
いくらいい画質のカメラを使っていても、
「その前の段階」ができていなければ
伝わるものも、伝わりません。

画面が傾いていたり、
ガクガク揺れていたり、

極端に下から撮っていて
2重あごに見えちゃったり、

逆に、妙に上目遣いになっていたり、

明るさが足りなくて
目が死んでいるように見えたり、

画面はキレイなのに
編集がブツブツで見づらかったり、

音がガサガサで
聞こえづらかったり、

そもそも、話が退屈で、
何を言っているか分からなかったり(>_<)

画質を云々する前に、
やるべきことが、
山ほどあります!!!

たくさん動画を撮って
Youtubeにアップしている方でも、
この、基本的なところができていなくて
メチャ損をしている方が、
結構、多いンですよね….

新しいカメラを買うのとは違い、
「基本的な撮影技術」には、
ほとんど、お金はかかりません。

でも、この「撮影技術」は、
詳しい人から指摘されないと
案外、気付けないものなんですよね。

オリンピックとパラリンピックの
開会式でも分かるように、

いくらお金をつぎ込んでも、
統一された世界観がなくて
ストーリーがバラバラだと
人の心に届きません。

お金をかけなくても、
ちゃんと構成ができていて
ふさわしい機材の使い方ができれば
人の心をつかめるんです。

あなたの動画も、
同じです。

「画質が…」と考える前に、
まずは、画面が歪んでいないか、
明かりがしっかりあたっているか、
声はクリアに録れているか、
そもそも、構成は分かりやすいのか、
しっかり、チェックしてくださいね。

こうした、基本的な撮影技術も
講座では、徹底的にお伝えしますよ。

あ、お金をかけずに
簡単に画質をよくする方法が
いくつかあるのですが、
それについては、次回のメルマガで
お伝えしますね。

ではでは、また!

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