こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。
今日は、チョッピリ、
嬉しいことがありました~♪
昨日、夕食のメニューで、
蓮根の挽肉挟み焼きを
作ったんですが…
いつもの癖で、
肉だねを大量に作り過ぎてしまい(>_<)
もう蓮根が無いので、
「残りは餃子にしよう!」と、
慌てて近所のスーパーへ
餃子の皮を買いに行きまして。
急いで家に戻って、
ヒーヒー言いながら、
30個くらい、餃子を包みました…
で、この後、いつもなら、
「面倒だから焼いちゃえ~」
「面倒だから、まとめて保存!」
ってな具合に、
見映えも使い勝手も考えずに、
ぜーんぶ餃子がくっついたまま、
冷蔵 or 冷凍しちゃうんですけど
(ズボラでスミマセン!!!)、
昨日は、本当にたまたま、
冷凍庫がガラ空きだったんですね。
で、生まれて初めて(笑)、
アルミのトレイに、ひとつずつ、
重ならないように餃子を並べて、
冷凍庫に入れたんです。
今日、冷凍庫を開けてみたら…
おお!
売ってる冷食みたいに、
きれいに「バラ凍結」に
なってるよ~!!!
(これは冷凍後にポリ袋に入れた写真です)
これなら、
1個ずつ分けて使いやすい!
焼き餃子にも、水餃子にも使える!
メチャ便利!!!
…とまあ、
本当にしょーもない、
小さな喜びだったんですけど(笑)、
いつもだったら、
冷凍庫がギュウギュウパンパンで、
デカイ金属のトレイなんぞを
入れる余裕が無かったんですよね。
ああ、適度な余裕、余白部分があるって、
大事なことなんだよなあ~と、
小さく凍った餃子を眺めながら、
しみじみ、感じたのでした…。
さて、本題。
【動画も「余白」が大事です!】です。
冒頭で、バラ凍結した餃子から
「余白の大切さ」を教えてもらった(笑)
私でありますが、
もちろん!
動画も、「余白」が
とーっても、大事です。
「余白」の無い、
ギューギュー詰めの状態は、
お部屋でも冷蔵庫でも
見苦しいですよねえ。
動画も、同じです。
バランスよく、
適度な余白のある撮影、
見やすく、
適度に余白があるテロップ、
こうした「余白」が、
動画の見やすさ、分かりやすさ、
心のつかみやすさを、左右します。
特に、動画で大事になるのは、
テロップを入れるための余白と、
テロップを入れるときの余白です。
え?
両方同じなんじゃないかって?
いえいえ、ビミョーに違います。
テロップを入れる「ため」の余白は、
撮影のときに、考えておくべきこと。
テロップを入れる「とき」の余白は、
編集のときに、考えるべきことですから。
では、それぞれ、説明していきましょうね。
—-
(1)テロップを入れる「ため」の余白
これ、実は、
プロでも案外、
忘れがちなんです。
私も、駆け出しのディレクターのころ、
何度もカメラマンさんに
「この場面って、テロップ入るの?」と
撮影中に確認されたり…
自分で編集していて、
「ああーっ、テロップ入れたいのに、
このカットじゃダメだあ~(泣)」と
頭を抱えたりしていました。
つまりですね、
撮影のときに、
「どこでテロップが入るのか」ということを
考えておく必要がある、ということなんです。
特に大事なのは、
「お名前」のテロップです。
ご自身が顔出ししたり、
お客様のインタビュー動画を作るときは、
まず、お名前をテロップで出しますよね。
そのとき、もし、
あなたやお客様の顔が、
画面の上下いっぱいに、
ずーっと、どアップで撮影されていたら、
どうなるでしょう…?
お名前のテロップが、
アゴや唇のところに来てしまい、
せっかくのお顔を、
隠してしまいますよね。
何か、以前見た極端な例では、
オープニングタイトルを
どアップのお顔が写った画面の
ど真ん中に乗せていたので、
ちょうど目のところに文字が被さって、
まるで犯罪者みたいになってました(苦笑)
まあ、ここまでヒドい動画は
滅多にありませんが、
お顔をアップに撮影し過ぎて、
テロップを入れる「ため」の
余白が無いため、
テロップがお顔に被っているという動画は
しばしば、見かけます。
これ、
StreamYardを使った
ライブ配信なんかでも
ときどき、見かけますよ~。
あとは、
商品の説明テロップを乗せたいのに、
肝心の商品が、
テロップで隠れてしまって
ディテールが見えないとか…
ああーっ、きっと、
撮影のときに、
テロップの「ため」の余白を
考えてなかったんだよなあ~、っていう
残念な動画を、いっぱい見ています。
ですので、
必ず、撮影のときは、
どこにテロップが入るのかということを
考えてくださいね。
特に、顔出し動画のときは、
「こんにちは!」という最初の挨拶では
どアップで撮影せず、
腰から胸を含めて撮影したほうが安心ですよ。
(2)テロップを入れる「とき」の余白
これもですね、
結構「あるある」です。
特に、
編集ソフトを使い始めたばかりの
初心者の方に、多いんですよね。
なんか、
テロップの位置が、
「すみっコぐらし」(笑)なんですよ~。
画面の上下左右、
ギリギリのところに
テロップを入れちゃうんですよねえ。
あとは、
これでもかこれでもかと、
左右いっぱいに
字幕をギリギリまで
詰め込んだり….。
いやいやいや。
テロップは、そんなに、
詰め込むものじゃ、ありません!
また、わざわざ画面の際を
攻める必要は、ありませんから!
お分かりかと思いますが、
YouTubeの動画なんかでは、
画面の下に、
「コントロールバー」ってのが
出てますよね。
再生したり一次停止したり、
音量を調整したりする、
あの部分です。
もし、テロップを、
画面の下ギリギリのところに
入れてしまうと…
せっかく入れたテロップが、
コントロールバーで
隠れちゃいますよね?
もし、コントロールバーが
見えないようになっていても、
ギリギリ際際のところに
文字が写っているのは、
見ている人に、
とーっても窮屈な印象を
与えます。
あ、これ、
実は動画そのものだけじゃなくて、
PowerPointなどの
スライドでも、同じですよ。
結構、まだいらっしゃいます。
スライドを、文字でギッシリ埋め尽くす、
「文字すし詰めスライド」を
お作りになる方が…。
こういう「すし詰めスライド」を
作ってしまうと、
プロジェクターで投影すると
スクリーンの下の方が見えなくて
参加者から苦情が来ることも
ありますよ。
(何を隠そう、大昔の私のことです…)
Wordとかの文書でも、
もちろん、ブログやHPでも、
上下左右に、
必ず、余白がありますよね。
最近の、
お洒落なデザインのHPほど、
余白をたっぷりとって、
見やすく、分かりやすいレイアウトに
なっています。
動画の編集でも、
同じです。
ギュウギュウ詰めに、
隅っこの際に
テロップを寄せる必要は
ありません!
必ず、適度な「余白」を作って
テロップを配置するように
してくださいね。
—-
いかがでしたか?
あ、この、
「適度な余白」については、
実際に動画で見てもらったほうが
きっと、分かりやすいですよねえ~。
明日か明後日、
動画で改めてご説明しますので、
もうちょっと、お待ち下さいね。
ではでは、また!