4K動画は、個人事業主こそ活用すべき!

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皆さまこんにちは!

個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV®、映像ディレクターの佐藤安南です。

 

今日は、私が協力しているボランティア活動、そこで「4K動画」を活用したことにについて、お伝えしますね。

 

まずは、この動画をご覧ください。

 

これは、発達支援の専門家である、明星大学・星山麻木教授の原案による人形劇【星と虹色な子どもたち】シリーズの一部です。

 

星山先生と知り合ったのは、私が長らく取材編集に関わっているNHKの育児情報番組「すくすく子育て」がきっかけ。

私自身、子どもの病気や発達の面で、長らく悩んできたこともあり、星山先生のお人柄とお話に、たちまち魅了されました。

そして、番組だけではなく、個人的にも、星山先生のご活動を応援するようになったんですね。

 

この動画「星と虹色の子どもたち」は、様々な特性を持つ子どもたちの個性を虹の七色にたとえ、お互いの違いを尊重して助け合うことの大切さを、人形劇で楽しく伝えようというもの。

星山先生のもとで学ばれた支援の専門家の皆さん(皆さん、ママさんたちです!)が、人形を操っているんです。

 

私は、台本の修正、撮影、編集を担当。

そして…

なんと、声の出演もしちゃってます(笑)

私はレッドくんとイエローちゃんの声担当。もっと増えるかも?

 

年内には、新たに3作を公開する予定ですので、ぜひチェックしてくださいね。

 

ところで、これらの動画、実はiPhone1つでも、同じレベルのクオリティで、簡単に作ることができるんですよ。

 

ちょっと思い出していただきたいのですが…

 

全体の様子を見せたり、お人形だけをアップしたり、セリフによって、画面構成が変わっていたと思います。

ですが、この撮影で、私は、最初に録画スイッチを押した後は、一部のシーンを除いて、まったくカメラに触っていないんです。

もちろん、お人形をアップするためにズームしたりという操作もなし。

いわゆる、「回しっぱなし」ですね(笑)

で、画面のサイズを変えるのは、編集だけで行っています。

 

でも、ちょっと考えてみてください。

写真でも動画でも、あとから拡大すると、画面が荒れてザラつきが出てしまいますよね。

つまり、元の素材の「解像度」以上に拡大してしまうと、どうしても、画面は荒れます。

ですが、ご覧いただいた動画では、まったく荒れていません。

 

その秘密は…

「4K撮影」にありました(^^)

 

最近、4Kだの8Kだの、より高画質の映像がどんどん出てきていますよね。

でも、まだまだ4K映像をテレビやパソコンでスムーズに見られる環境は、整っていません。

「だったら、4Kなんて、意味ないんじゃ…」

実は、ちょっと前までは、私もそう思っていました。ハイビジョンでじゅうぶんだよね、って。

 

でも、今回、「星と虹色な子どもたち」の撮影を引き受けることになり、パッとひらめいたのです。

「そうだ、4Kで撮影して、ハイビジョン(HD)で編集しよう!」

 

4K動画は、ハイビジョン(HD)の、4倍の細かさで撮影することができます。

ということは、4倍に拡大しても、ハイビジョン動画にしてしまえば、画質はまったく荒れません。

つまり、4K画質で撮りっぱなしにして、あとからハイビジョン画質で編集すれば、画質の低下を気にすることなく、自由に画面を拡大して編集できるのです。

 

この動画で、お人形を動かしているのは、全員、星山研究スタジオのメンバーさん。

とっても上手に演じてくださっていますが、人形遣いのプロではありません。

その、プロではない皆さんを、シーンごとに寄ったり引いたりして撮影するために、何度も何度も撮影を繰り返すのは、本当に大変です。

でも、場面を変えない「撮りっぱなし」なら、2回ほど演じてもらえば、あとの編集で、自由に加工できますし、演じる皆さんの負担も、大幅に削減できます。

 

さらに、iPhone7以上のiPhoneなら、4K画像で撮影・編集ができますから、ご覧いただいた動画と同じようなことが、楽々できちゃうんです。

実際、最初にテスト撮影・テスト編集をしたときは、手持ちのiPhoneXで撮影し、その場で編集して皆さんに確認をしてもらったんですよ。

 

これ、個人事業主の皆さんにも、すぐに応用してもらえます。

 

例えば、クライアントさんをお迎えして、2人で対談するシーンを撮りたいとき。

プロの撮影クルーに頼むと、2人を写すカメラ、インタビュアーを1ショットで写すカメラ、ゲストを1ショットで写すカメラと、合計3台のカメラを用意するのが普通です。

でも、個人で撮るときには、そんな余裕はありませんよね…

そこで、「4K」の登場です。

2人で映るように4Kで撮影し、編集するときに、一人一人で話しているところをアップにすればいいんです。

 

ちょっとしたセミナー撮影のときにも、役立ちますね。

スクリーンやホワイトボードを含む全体を1台のカメラで4K撮影しておき、編集のときに、演者さんだけアップにすればいいんです。

 

このとき大事なのは、ハイビジョンで撮影・書き出しすること。

つまり、「4K撮影&ハイビジョンで編集」を組み合わせれば、余裕の無い個人事業主/起業家の皆さんでも、手間やお金をかけずに、クオリティの高い動画が作れるというわけです!

もちろん、iPhoneだけでも、できちゃいますよ。

 

こういうテクニックも、「編集」の知識があるとないとでは、仕上がりがまったく違ってきます。

ぜひ、「正しい編集の知識」を身につけて、手軽にハイクオリティの動画をどんどん作ってくださいね。

ではでは、また!

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