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個人事業主・起業家の皆さんを動画で応援する

ライブ配信を「成功」させる3つのカギは?その1

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約8分
ライブ配信を「成功」させる3つのカギは?その1


こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを
動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。


前回のメルマガから、
またまた少し、
間が空いてしまいましたm(_ _)m


東京では、
ソメイヨシノがすっかり葉桜に。
あなたのお住まいの地域では
桜の様子は、いかがですか?


さて、前回3月末のメルマガから
およそ2週間あまり、


私は、
「ライブ動画完全マスター講座第10期」
受講生さんの修了課題のアドバイスに加え、
(第11期は、7月開講予定です!)


番組の取材やら、
ライブ配信のサポートやらで
バタバタ期間に突入しておりました。


つい先日の4/14(日)には、
2時間半のライブ配信を
サポートしてきましたよ!



というわけで、
今回のお題は…


【ライブ配信を「成功」させる3つのカギは?その1】です。
スタジオで対談する演者を映しているビデオカメラ


前回までは、
「カメラワークの基礎」を
連続でお伝えしてきましたが…
(前回までのバックナンバーはこちらからどうぞ↓)
https://04auto.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3


今回からは、
どんどん進化する「ライブ配信」、
その魅力やメリットなどについて
アレコレとお伝えしていきたいと
思います。


特に今回は、
4/14(日)に行った
ライブ配信のレポートを交えて
お伝えしますね。



■まるで「テレビ討論」!スタジオからのライブ配信

さて、最初にもお伝えしたように、
4月14日(日)に、神奈川県・横浜市で、
ちょっと大がかりなライブ配信の
サポートをしてきましたよ。

https://youtube.com/live/eRWfQjeQE4M?feature=share



今回のライブ配信は、
医療費の窓口負担「ゼロの会」様からの
ご依頼を受けたもの。


一昨年の2022年からご縁をいただき、
今回で3回目のライブ配信サポートです。


配信開始は13:20過ぎ、
終演は16:00。


出演は、
司会の方を含めて、合計6人。
マイクも6本必要です。


さらに今回は、
スタジオ内に20名以上の
観客も入っています。


これだけ大がかりな配信となると、
当然、私一人だけでは、
対応しきれません。


ですので、
いつもチームを組んでいる
ディレクター仲間の髙橋夏子さん、
カメラマンの竹村美穂さんに
応援を頼みました。
2024年4月14日(日)「ゼロの会」ライブ配信サポートの配信スタッフ・左からPersonaliTV佐藤安南・カメラマン竹村美穂さん・ディレクターで音声担当の髙橋夏子さん


髙橋夏子さんは、
私が携わっている番組
「すくすく子育て」で
一緒に仕事をしている仲間。


今回、夏子さんは、
音声の調整と、
複数のカメラの切り替えを
担当してくれました。
4月14日(日)「ゼロの会」ライブ配信サポートでPCを操作する佐藤安南の様子・音声担当はディレクター仲間の髙橋夏子さん


カメラマンの竹村美穂さんは、
もちろん、撮影担当。


合計4台設置したカメラの映像を
切り替えても不自然にならないよう、
同じような色合いに調整するのも
プロとしての重要な仕事です。
4月14日(日)「ゼロの会」ライブ配信サポートの様子:撮影はカメラマンの竹村美穂さん


そして私が担当したのは、
全体の進行(ディレクション)と、
配信ソフトの操作。


演者さんのお名前や
講演のタイトルなどの
テロップを作成して出したり、


ライブ中に寄せられるコメントを
画面に出したり、


演者さんのご発言に合わせて
コメントを強調するテロップを
その場で打ち込んで出したり…。
4月14日(日)「ゼロの会」ライブ配信サポートの様子:配信ベースステーションに並んだパソコンやミキサー、配線など

4月14日(日)「ゼロの会」ライブ配信サポートの動画配信スイッチャーとパソコン画面


正直に言えば、
本当はあと2人は
スタッフが欲しかったところですが、


ご予算の関係なども考慮して、
3名ギリギリのメンバーで
何とか乗り切ることが
できました!


後半のディスカッションでは、
質問がいくつも寄せられ、
時間ギリギリまで
議論が盛り上がりましたよ。


あ、ライブ配信の様子は
アーカイブでもご覧になれます。
https://youtube.com/live/eRWfQjeQE4M?feature=share


5/6(月)締切で、
豪華ご当地グルメが当たる
キャンペーンもやってるそうですので、
ぜひ、アクセスしてみてくださいね。



■何より大事なのは「回線確保」!!!

さて、こうした大がかりな
ライブ配信ですが、


コロナ禍の2020年から、
何度も、ご依頼を受けるように
なりました。


そして、そのたびに、
私が苦しんできたのが、
「ネット回線」の問題です。


お気づきだと思いますが、


「コロナ前」と
「コロナ後」では、


もう、圧倒的に、
ネット回線に求める速さ、
要求される安定性が
違ってきてますよね!!!


実は、コロナ禍前の私も、
個人的な打合せや
コンサル・セッションなどで
Zoomを使っている間は、
無線のwifi回線だけで
充分だと思ってました。


しかし、
コロナ禍以降は…


「無線じゃ間に合わない!!!」
「無線じゃ安定しない!!!」



こう感じるようになっています。


ウェビナーやイベント配信など、
多くの観客が集まる配信、
様々な工夫を凝らした
濃い内容の映像を送る配信のときは、


「有線LAN」回線が確保できるかどうか、
それが、重要なカギになります。



ただ、会場によっては、
外部の人の回線接続を
制限している場合もあります。


あらかじめ、
会場の技術担当者と
打合せをしておく必要が
ありますよね。


3月に都内の大学病院で行った
ライブ配信では、


開催の1週間前までに、
使用するパソコンの
MACアドレス(機器の個体番号)を
伝える必要がありました。


ところが、そのときの私、
ちょっと体調不良だったため、あ
このMACアドレスを
うっかり、読み間違えてしまいまして…


パソコン本体ではなく、
接続しているアダプターの
MACアドレスを
連絡してしまったのです!!!


「MACアドレス」というのは、
パソコンそのものだけでなく、
繋げている機器それぞれにも
割り振られる番号なんですよね。


で、会場で、
LANケーブルを繋げても
まったくネットにつながらない…


メチャクチャ、焦りました…


幸い、
現地の技術担当者の方が
本当に本当に親切で、


登録した番号を
その場で変更してくれて、
何とか無事に、
ネットに繋げることができました。


また、Windowsではつながっても、
Macだとつながらない…
なんてことも、あります。


とにかく、
ライブ配信を行う会場は、
できれば事前に下見をして、


有線LANがあるかどうか、
使用するパソコンでちゃんとつながるか、
事前に確認することが
大事ですよ。



■有線LANが無い!使えない!そのときはどうする?

さて、
今回の会場では、
しっかり有線LAN回線が
ありましたので、
安心して配信できましたが、


場所によっては、
有線LANが使えないということも
ありますよね。


以前携わったライブ配信の会場では、
有線LANはおろか、
無線のWifi回線も皆無という
恐ろしい状況でした…


何を隠そう、その場所って、
衆議院議員会館です(>_<)
国の施設なのに(>_<)


もしかすると、
今は改善されてるかもしれませんが…
改善されていますように…


ともかく、
もし、会場の都合などで、
有線LANが
どうしても確保できないときは、


選択肢は3つです。


1)臨時に有線LANを引いてもらう

2)強力なモバイルルーターを使う

3)内容をシンプルにしてWifiで頑張る


それぞれ、説明していきますね。


1)臨時に有線LANを引いてもらう

これ、3月にお手伝いした、
4000人規模のドデカい会場で
ライブ配信を行ったときの対策です。


この会場、
なぜか、外部の業者には
施設内の有線LANを
使わせない方針だそうで…


結局、NTTに依頼して、
臨時でネットの光回線を
作ってもらいました。


光回線ケーブルの長さは
何と、100メートル以上!!!


光ケーブルって
とってもデリケートなので、
途中で踏んで折れたりしないか
ヒヤヒヤでした…


2)強力なモバイルルーターを使う

これ、
複数の5G、4GLTE回線をまとめた
強力なモバイルルーターのこと。


Docomo、ソフトバンク、AUなど、
いくつか回線を組み合わせて、
つながりやすいところを自動で選んでくれる
ルーターなんですよ。


例えば、こんなタイプのものです。
Peplink マルチSIMルーター
https://rental.pandastudio.tv/list/Peplink/

LIVEU Solo
https://rental.pandastudio.tv/list/LiveU-solo/


私の場合は、
有線LANがつながらないときの
バックアップ用として、


チームを組んでいる
カメラマンの竹村美穂さんに
レンタルをお願いしたりしていますよ。



3)内容をシンプルにしてWifiやテザリングで頑張る

実は、これが、
一番現実的な方法かも
しれません…。


ご自身で使っている
スマホの5G・4G回線や、


ご自身で契約している
モバイルルーター、


または、
会場にあるWifi回線。


これで何とか頑張る方法です。


大がかりなライブ配信では、
決して、決して、
オススメしません!!!


でも、ご予算の都合上、
やむを得ないことも
ありますよね…。


そういうときは、


映像や音声の乱れ、
配信が中断する可能性を
あらかじめ、必ず、
伝えておくことが大事です。


多くの視聴者は、
「ネットはつながって当たり前」
「キレイな動画が送られて当たり前」と
思っています。
(そんなこと、本当はないのにね!)


ですから、
「ネットは不安定なものですよ」
「特に今回は不安定なんですよ」と
しっかり、伝えておきましょう。


さらに、
回線が弱いときは、
欲張らないことが大事!!!


ライブ配信って、
膨大な量の情報を
行ったり来たりさせるので、


それだけで、
パソコンにもネット回線にも
メチャクチャ負荷が
かかるんですよ。


1080pのフルハイビジョンは
あきらめて、
720pのハーフハイビジョンで
配信するとか、


複雑な画面構成は行わず、
パソコンに負担をかけないような
シンプルな作りにするとか。


安定した回線が
期待できないときは、


現実を冷静に見つめて、
欲張らない!!!



■とにかく「つながっている」ことが大事!


ライブ配信の最低限の目標は、


「配信を途切れさせない」


このことに尽きると、
私は思っています。


ですから、
ありとあらゆる「事故」を想定して、
二重三重の保険をかけて
配信サポートに臨みます。


もし、有線LANの接続が
なくなったら…


もし、会場のwifiが
使えなくなったら…


もし、モバイルルーターの
充電が切れてしまったら…


とにかく、
どうにかして、
回線をつなげ続ける。



そうした準備をしておくのが
プロとしての矜恃ですね^^


あなたも、
ちょっぴり本格的な
ライブ配信をなさるときは、


まず、安定した回線確保を
行って下さいね。


せっかくなので、
ご自宅のネット回線も、
この機会に見直してみては
いかがでしょうか。


次回は、
【ライブ配信を「成功」させる3つのカギは?その2】として、
やっぱり必要で大切な
「アレ」のお話をいたしますよ。


ではでは、また!!!

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