こんにちは!
個人事業主・起業家の皆さんを動画で応援するPersonali
映像ディレクターの佐藤安南です。
昨日の
京都アニメーション(京アニ)の火災、
本当に痛ましく辛い出来事でしたね…
将来を嘱望されていた
多くの若者が犠牲になったことが
もう、悔しくて悲しくて
たまりません。
ご存知かもしれませんが
京アニといえば
現在の日本のアニメーション界を牽引する
クリエーター集団。
私も「涼宮ハルヒの憂鬱」は
しっかり見ましたよ。
アニメの常識をくつがえす
「驚きの演出」で
話題になった作品です。
個人的に私が好きなのは
「氷菓」というアニメ。
原作の雰囲気を
繊細なタッチで描き上げた秀作です。
機会があったら、
ぜひご覧になってみてくださいね。
しかし、こうした卑劣な犯罪で
クリエーターの芽が摘まれてしまうのは
本当にやりきれない…
…と、ちょっと重めの話題で始めましたが…
気を取り直してまいりましょう。
さてさて、今日のお題は
【常に「相手」のことを考える】です。
今お引き受けしている仕事は
コーチングのオンラインセミナーの
教材なんですね。
その中で、
講師の方が何度も
「相手の立場に立って考える」と
強調なさってました。
ふんふん、
本当にそうだよね…。
編集の合間に
息抜きがてらテレビをつけたら、
NHKの「あさイチ」で
久米宏さんが
生出演なさってました。
ちょうど私が見ていたとき
久米さんがおっしゃっていたことが
とても印象的だったんですね。
「僕は、常に見ている人のことを考えているんです」
例えば、
自分の右側にあるものを
説明するとき、
「私の右側にあるコレ」と言っても
テレビを見ている人からは
左側に見えてしまう。
例えば、
「右肩上がり」という言葉を
ジェスチャーで表すとき、
自分の右側に手を上げても
テレビを見ている人にとっては
「左上がり」に見えてしまう。
「だから、見る人にとって『右』になるように考えて動くんです」
そういうことを
久米宏さんが、おっしゃってたんですね。
おお、
先ほどコーチングの講師の方が
動画でおっしゃっていたことと
同じだ~!!!
常に相手の立場に立って、
相手からどのように見えるのか、
考えること。
どんな世界でも、
基本は同じなんですよね。
もちろん、
動画でも同じです。
私がセミナーや
オンライン教材の編集をするときは…
まず、私自身が、
受講生の立場になり切ります。
そして、
「ここでどういうテロップが出たら
記憶に残るかな~」
「どういう図があったら
分かりやすくなるかな~」
「どんな風に色分けしたら
もっと飽きずに見られるかな~」
こんな風に、
「自分が学ぶなら、どういう教材が欲しいか」
こういう視点で
じっくり何度も見返しながら
編集をしていきます。
ですから、
2~3分の教材であっても、
ときには半日くらいかけて
資料を集めたりすることも…
でも、
1つの図や写真があるだけで、
内容がグッと分かりやすくなるなら、
そのほうが、いいじゃないですか。
単純に、作る側として考えれば、
パパッと早く終わったほうが
楽ちんです。
でもそれって
いわゆる「自分軸」ですよね。
常に相手のことを考える。
久米宏さんの言葉と、
編集している動画の中の講師さんに、
改めて、そのことを教えられました。
あ、そうそう、
Facebookライブで
ときどき、文字が逆さまになったまま
本の表紙を見せている人がいますが…
見ている相手のことを考えて、
ちゃんと、
「画面を反転」する設定に
しておきましょうね!
ではでは、また!