こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを
動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。
今日は、
私のビジネスパートナーである
鵜飼絵美さんと、
朝9:00から夕方18:30まで、
「もくもくワーク」を
してました。
あなたは、
「もくもくワーク」、
ご存知ですか?
「もくもくワーク」、
「もくもく会」とも
呼ばれてますが、
同じ場所や時間を共有して、
ひたすら「もくもく」と
作業する会のことです。
「動画教材、今年こそ作らねば!」と
年始に宣言をしたところ、
「だったら、いつやります?」と
鵜飼さんに聞かれまして。
「作業する日を決めて、
一緒に『もくもくワーク』を
しましょう!」と
誘われたんですね。
まずはzoomで朝の挨拶。
今日の目標を決めたら、
あとは、お互いミュートにして、
ひたすら、作業に没頭。
途中、昼食や
定例のセッションなどで
中断はしましたが、
その後は、再び、
ひたすら、黙々と作業。
最後に、
今日の成果を報告して、
「もくもく」終了です。
話には聞いていた
この「もくもくワーク」、
一人で仕事するよりも、
集中力が高まって、
とーっても、いいですね!!!
やっていることは
一人での作業と
変わらないんですけど、
人の目があるというだけで、
「頑張らなきゃ!」という気持ちに
なれますし、
飽きてきたり、
ちょっとテンションが
下がって来たりしたら、
声をかけて、
気持ちを切り替えたり
できますしね。
何より、
誰かと一緒という感覚が
寂しくなくて、いい!!!
今度、どこかのタイミングで、
「もくもく動画編集会」とか
やってみようかな~。
明日もまた、
「もくもくワーク」を
する予定ですよ。
頑張ろう~っと(^^)
ではでは、
前置きはこれくらいにして、
今日のお題にまいりましょう。
【アングルで、動画の表現力を爆上げ!】です。
連続でお届けしている
「カメラワークの基礎」のお話です。
(前回までのバックナンバーはこちらからどうぞ↓)
https://abizmail.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3
前回まで、
カメラの位置=
「カメラポジション」の
お話をしましたが、
今回は、さらに進めて、
動画の表現力を爆上げする
「カメラアングル」について
ご説明しますよ。
■そもそも「カメラアングル」とは?
「アングル」とは、言葉の通り、
カメラの「角度」のことです。
おおまかに分けると、
3種類あります。
まずは、基本となる「水平アングル」。
カメラが水平線に対して
平行になっている状態ですね。
「レベルショット」と言ったりもしますが、
たいていの場合は「水平」と言ってます。
次に、
上から見下ろすような角度で撮影する
「ハイアングル」。
「俯瞰」とも言いますね。
最後に、
下から見上げるように撮影する
「ローアングル」。
「あおり」とも言います。
この3つに加えて、
カメラを左右どちらかに傾ける
「ダッチアングル」というのもありますが、
まあ、イメージ撮影など、
特殊な場合にしか使わないので、
今回は無視していきましょう。
3つの「アングル」を図で示すと、
こんな感じになります。
よく見ると、
前回説明した
「カメラポジション」=カメラの位置と
近いものが、ありますが…
「ローポジション」で
「水平アングル」という場合も
ありますよ。
カメラの位置も、3種類。
・ハイポジション
・アイレベル(目高)
・ローポジション
カメラの角度も、3種類。
・ハイアングル
・水平
・ローアングル
この3種類の組み合わせで、
動画の表現の幅を
広げていくわけです。
■やっぱり基本は「水平」!
前回お伝えした
カメラポジションの説明、
覚えていますか?
基本になるのは
目高=アイレベルでしたね。
被写体の目の高さで
相手と対等な感じに
映すこと….
対等、平等、平ら…
そう、
カメラのアングル=角度でも、
まず、基本となるのは
「水平」です。
水平アングルは、
人が普段見ている状況と
ほぼ同じ。
自然な見え方なので、
見る人に、
安心感を与えるんですね。
こんな感じの映り方です。
まあ、逆に言うと、
面白みのない角度でも
ありますが…
でも、まずは、
基本の「水平」で
しっかり撮れるようになることが
大事です!!!
水平アングルで
撮るためには…
カメラの角度が、
地平線・水平線に対して
平行になるように。
パソコンのカメラ、
スマホのカメラを使うなら、
パソコンのモニターや
スマホ本体が
地面に対して
90度、垂直になるように
立てましょう。
パソコンのモニターが
傾いたまんまで
Zoomやってる人、
まだまだ、結構多いですよ!!!
最近のiPhoneは、
カメラアプリを立ち上げると、
水平になってるかどうか、
ガイドの線が画面に出るので、
撮影が楽になりましたね。
三脚を使うときは、
「水準器」を使いましょう。
水の中に、空気が入ってるヤツが
「水準器」(レベラー)です。
コレですね
こんなタイプの
水準器もあります。
どちらのタイプも、
空気の泡が真ん中にくると
「水平」になっている状態ですよ。
■ハイアングルは「客観性」
ハイアングル=俯瞰と
言うくらいですからね。
上から見下ろすと、
全体が見渡せる、
つまり、客観的に、
対象の状態を表現するのに
向いているアングルです。
代表的なのが、
料理やお花などの
商品イメージカット。
どういう材料が使われているか、
具体的に、しっかり見せることが
できますよね。
また、街全体の様子を
表したいときなどは、
すごく高いところから、
つまり、ハイポジションで、
下を見下ろす=
俯瞰で撮ると、
分かりやすいですね。
■「あおり」で映すと、偉そうになる!
あおり…
「仰ぎ見る」視点ですよね。
つまり、
映される側が、
見上げられるということ。
見上げられるということは、
相手よりも、偉い立場に
あるということ。
要するに、
「あおり」=ローアングルで撮ると、
偉そーに見えます!!!
こんな感じですね
ラーメン店主さんなどが、
よくこうした感じの
「ちょっとあおり気味」の
アングルで映ってますよね。
アゲアゲの心意気を
表したい角度でもありますね。
また、
「うわ~、でっけえ~」という
高さや大きさを
強調して表現できる
角度でもあります。
高層ビル群などの
高さを表したいときに
よく使われるアングルです。
ただし!!!
あなたのような
個人事業主が、
ご自身のプロフィール写真や
自撮り動画などで、
この「あおり」=ローアングルを
使うことは、
絶対に、オススメできません!!!
その理由は….
・相手よりも立場が上に見える
・とにかく偉そー
・二重顎に映る
などなど、
お客さんとの間に
上下関係を作ってしまうから。
お客さんと対等に、
親しみやすい印象を作ることが
自撮り動画では、特に大事ですよ。
■アングルを理解して、表現の幅を広げよう!
今まで何気なく構えていた
カメラやスマホも、
「位置」や「角度」の意味を知ると、
構え方が、変わってきますよね。
特に「アングル」=角度は、
少し変えるだけで、
動画の印象がガラリと変わる、
とーっても重要な要素です。
同じ対象でも、角度が変わると、
伝わる意味が、
全然違ってくるんですよね~。
次回は、その、
アングルによって
伝わる意味が変わることについて、
さらにじっくり、お伝えしますよ。
ではでは、また!!!