PersonaliTV®︎

個人事業主・起業家の皆さんを動画で応援する

動画発信、これからどんなツールを選ぶべきか?

139 views
約8分
動画発信、これからどんなツールを選ぶべきか?

​こんばんは!
個人事業主/起業家の皆さんを
動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。


本当に、ご無沙汰してました!!!


2/2の配信から、
ほぼ2か月ぶりのメルマガです。


1月の末に
番組編集が一段落しまして、


「発達障害&特性」という
とてもデリケートで注目されている
テーマを扱っていたため、


自分で考えていた以上に、
大きなエネルギーを使っていたようで、


納品が完了してから
一気に虚脱状態に…(T_T)


同時に、
「これから私は何をすべきか?」という、
深い深い問いの沼に
ハマってしまいまして。


この2か月あまり、
SNS発信なども一切断ち、
最低限の仕事だけに絞って、
ほぼ毎日、考え続けていました。


春分を過ぎ、
少しずつ、頭も体も動くようになり、
ようやく、発信のエネルギーが
戻って来たところです。


再び、週1〜週2のペースで
みなさんの動画活用に
お役に立てるような情報を
お届けしていきますので、
引き続き、
よろしくお付き合いくださいませ。


あ、虚脱状態になるほど
エネルギーを注ぎ込んだ番組は、
3/9(土)に放送が終わったのですが、


番組のHPで、
内容のまとめが出ていますので、
興味があられたら、ぜひご覧ください^^

【すくすく子育てch_気になる子どもの発達】
https://www.nhk.or.jp/sukusuku/articles/article_9515/


ではでは、本当に久しぶりのメルマガ、
今日のお題にまいりましょう。


【動画発信、これからどんなツールを選ぶべきか?】です。
20240326メルマガ用_様々なアイコンから写真のアイコンを選んでいる男性の手


前回まで、
【カメラワークの基礎】と題し、
直近では、カメラアングルのお話を
していたと思いますが…

(前回までのバックナンバーはこちらからどうぞ↓)
https://04auto.biz/brd/BackNumber.htm?acc=personalitv&bid=3


いったん
【カメラワークの基礎】はお休みして、
(すぐ再開しますよ!)


この2か月あまりで、
動画発信について、
あれこれと考えたことを
お伝えしたいと思います。



■やるべき?!ショート動画

「ショート動画」は
作っていらっしゃいますか?


TikTokとか、
Instagramリールとか、
YouTubeショートなど、


15秒〜90秒の
縦型で短い長さの
動画ですね。


TikTokは、
ダンスやエンタメなど
10代向けのSNSという
印象がありますが、


最近では、
TikTokユーザーの平均年齢は
36歳。
結構、上がってきてますね。


また、料理やコスメのレビュー、
グルメや旅行などの日常Vlogなど
ジャンルも多様化しています。


ただ、TikTokに関しては、
アメリカ国内での利用を
禁止できる法案が可決されるなど、
ちょっと、先行き不透明なところも。


一方、大きく飛躍しているのが
Instagramリールと
YouTubeショートです。


特に、Instagramリールは
ユーザーの75%が視聴しているそう。


YouTubeショートも、
2023年には20億人が見ているそうで、
利用者がどんどん増えています。


で、問題は…


ショート動画、
やったほうがいいのか、
やらなくてもいいのか。


私の考えは…


あなたのお客さまが
30代以下なら、
絶対にやったほうが
いいです。


若い世代に向けて
アプローチしたいなら
すぐにでもショート動画を
始めるべき。


ですが、


あなたのお客さまが
40代以上のシニア層なら、
焦って取り組まなくても
構いません。


ショート動画は、
短いので作りやすい…と
考えられがちですが、


実は、
短い動画のほうが、
難しいんです!!!


バズって大人気の
ショート動画クリエイターは、


「人は3秒で飽きる!」と
断言しています。
(まあ、ちょっと大げさですが)


最初の3秒でインパクトを与えて、
2秒前後の細かいカットを
たくさん並べて、


飽きないように、
構成を綿密に考える。


そして、新しい動画を
次々にアップし続ける。


…結構、
エネルギー要りますよね???


なので、お客さまが
特に、40代後半以上のシニア層なら、
焦らなくてもOKだと
私は思います。


まずは、
ご自身のサービスを
丁寧に説明する動画を
しっかり作っていきましょう。


その上で、
お客様の年齢・関心に合った
SNSを選んで、
トライしてみても
全然、遅くありませんよ。



■ChatGPTか、それ以外か?

ChatGPT、
使っていらっしゃいますか?


昨年、私もセミナーで、
ChatGPTの動画への活用法を
お伝えしたりしましたが…


2024年に入って、
ChatGPT以外の生成AIが
どんどん、増えてきていますね!!!


GoogleのBard、
MicrosoftのBingなど、
いろいろありますが…


特に、今年3月に入って、
最も大きな話題となったのが、


Anthropic(アンソロピック)社が
発表した新しい生成AIサービス、
Claude3(クロード3)です。


このClaude3、
日本語の生成能力については、
ChatGPTをはるかに超えると
メチャクチャ評価が高いですね。


私も、4月になったら、
ちょっと試してみようと
思っているところです。


その他、
画像や動画を作るAIも
ドカドカ、発表されてますよ。


いちばん馴染みがあるのは、
「Canva」でしょうかね。


私もCanvaを使っていますが、
新しい機能がどんどん出てきて、
追いかけるのに必死です(苦笑)


今のところ、
イチバン面白いと思っているのは、
「AIナレーター」機能でしょうか。
https://www.canva.com/ja_jp/features/ai-narrator/


例えばですね、
こんな動画を作ることが出来るんですよね。
https://youtube.com/shorts/nFzUDwY3FkQ


これ、
プロフィール写真と、
喋っている音を組み合わせて、
作らせたモノなんですよ!


元々の写真が少し斜め向きなので、
動いたときの顔が、
ちょっと歪んでますが(笑)


それでも、
かなり自然な表情になってると
思いませんか?


他にも、
文章を入れると
適当な画像を作ってくれる機能も、
よく知られていますよね。


ChatGPTだけではなく、
様々な生成AIを、
必要な場面で、必要に応じて、
使い分けていくことが
これから求められるでしょうね。


実際、私も、
何か文章を書くときは、


OPEN AIのChatGPTと
MicrosoftのBing(CoPilot)、
両方を使っていますよ。


■生成AIに動画制作を任せられるか?

で、やはり気になるのは…


これらの生成AIが、
「実際の動画制作に使えるのか」
ということ。


私の考えでは….


すべてAI任せにするのは、
まだ当分、先になるだろうと
思います。


特に動画は、
膨大な情報量が
ありますのでね。


AIの計算量も、
膨大なモノになります。


しばらくの間は、


・アイデア出しを手伝ってもらう
・構成案作りを手伝ってもらう
・著作権フリーの画像作り
・著作権フリーの音楽作り


こうしたことで、
生成AIに「お手伝いさせる」使い方が
メインになると思いますよ。


実際のところ、
私自身が動画制作で
AIを使うタイミングは、


・タイトルのアイデア出し
・構成の下書き
・効果音やBGMの候補出し


これくらいですからね〜。


構成については、
最初から自分で書くほうが、
納得いくモノが書けると、
現時点では、思っています。



■2024年以降の動画制作、何をすべきか?

年末年始にも
ちょっとお伝えしたことですが…


2024年、そしてそれ以降、
動画制作に関わる技術は、
機材、ソフト共に、
どんどん進歩していくでしょう。


ハッキリ言って、
もう、編集ソフトなんか使わなくても、
Canvaだけで動画が作れると
今の私は思ってますよ。


私が大好きなイチ押しソフト
「mmhmm」(ンーフー)も
今年、さらにパワーアップしてますしね。
(近日中に、またセミナーやります!)


プロとして活動するのでない限り、
特別な編集ソフトや
高い撮影機材なんかは
不要な時代になっていると
思います。


では、何が必要なのか???


それは…


【審美眼】と
【構成力】です。



【審美眼】とは、
「これがホンモノだ」と
見極められる能力の
ことですね。


動画として、
高いクオリティがあるのか、
どういう要素を満たしていれば
良い動画と言えるのか。


厳しい言い方をするようですが、
ダメダメな動画ばかり見ていると
ダメダメな動画の作り方しか
覚えられません。


キチンと作られた
ホンモノの動画を多く見て、
【審美眼】を養う必要が
あります。


テロップがどこに入っていると
見やすいのか、


どういう色使いが
見やすく分かりやすいのか、


どういう配置が
より見る人に訴えかけるのか。


こうした感覚を
日頃から養うことって
大事ですよ。


そして、いつもお伝えしている
【構成力】。


これ、
「文章力」と言い換えても
いいかもしれません。


ChatGPTなどの
生成AIを使うにしても、


まずは、
命令文(プロンプト)を
文章で入れてやらないと、
動いてくれませんからね。


筋道の通った文章を書けるか。
分かりやすい流れを作れるか。


そして、画面自体も、
見やすいレイアウトにできるか。


構成の善し悪しを判断するのは、
やっぱり、人間なんですよね。


どんどん新しい技術が出てくるので、
追いかけていくのが大変…と、
多くの方が、嘆いています。


でも、心配することは
ありません。


技術は、そのうち、
誰でも楽に使えるように
必ず、進化してきます。


機械やソフトができない部分、
【審美眼】と【構成力】を
磨き続けることが、
2024年、そしてそれ以降の
動画発信には最も重要なこと。


この2か月あまりの「休養」の中で、
私が、改めて確信したことです。


つれづれなるままに
考えを綴っていたら、
思いのほか、長くなりました…


ご自身の動画制作で、
どんなことに、お悩みですか?


ぜひ、疑問や質問を
お寄せください!


次回は、再び、
「カメラワークの基礎」を
お伝えしてこうと思います。


アングルの表現する意味を
掘り下げますよ!
お楽しみに!


ではでは、また!!​

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE
sato_anna@personalitv.com