こんばんは!
個人事業主/
映像ディレクターの佐藤安南です。
先日の水曜日、
ソウルバースセラピストの小林桜さんと
「セックスの本質とは?」というテーマで
ライブ対談をしました。
https://youtu.be/L3SiXPocob0
毎回感じることですが、
ライブ対談って、
本当に面白い!
事前に、入念な打合せをして
構成をしっかり作っているのにも
関わらず、
ライブの間に、毎回、必ず、
新しい発見があるんですよね。
特に今回は
いつもと違う発見がありました。
120人以上の方がご覧くださり、
中には、最初から最後まで
1時間以上視聴くださった方も…
でも、今までの対談と違って、
終わりになるまで、
まったくコメントが無くて(T_T)
どうしたんだろう?
なぜリアクションがないのかな?
私のナビゲートが悪いのかな?
それにしては、
視聴者数が減らないのに…
そう思っていましたら、
配信終了後に
「コメントで名前が載るのが恥ずかしかったので
コッソリ見てました!
本当に面白かったです」
…と、
見ていてくださったからご連絡が。
ホッとしました~^^
まあ、そうですよね。
タイトルがかなり刺激的ですし(笑)
でも、とても深くて分かりやすい
いのちの本質に関わるお話だったんですよ。
性を真面目に語ることについて
「恥ずかしい」と思わなくて済むような
時代が早く来て欲しいなあと
改めて感じた対談でした。
ぜひご覧になってみてくださいね。
特に、後半40分過ぎてからのお話が
深くて本当に面白いですよ。
https://youtu.be/L3SiXPocob0
さてさて、
本日のお題にまいりましょう。
【テロップを動かすより、世界観の統一を考えよう】です。
動画の編集のときに、
どんなアプリを使っていますか?
もし、まだ動画編集に
取り組んでいないとしたら、
どういうアプリを
使いたいと思いますか?
ここ数年、
特に人気があるのは、
「モーショングラフィックス」という、
字がクルーンと動いたり
シュパーンとカッコよく
アニメーションされて
出てくる機能です。
いやあ、もう、
25年以上映像業界で働いてきた
私の目からすると、
スマホだけでこんな効果が
作れちゃうなんて、
もう本当に驚きしかありません。
私も、使っている編集ソフトの
「モーショングラフィックス」機能は
ときどき使っていますよ。
しかし、ですね。
動画初心者が陥りがちなワナが
ここに潜んでいるのです…
それは、
テロップの動きに惑わされて、
世界観を見失ってしまうこと。
例えば、
とてもエレガントで
ハイセンスな商品を
売りたいのに、
びよんびよーんと、
ボールが弾んで出てくるような
動きを使ってみたり。
フンワリと優しい、
癒やしの空間を見せたいのに、
ガガガッと爆発するような
激しい動きのテロップを
入れてみたり。
単純に、
その場所の名前を見せるだけなのに、
グルグルーっと周りながら
文字が飛び込んできて、
肝心の場所の名前は
ほとんど分からなかったり。
要するに、
動きと内容が
合っていないんですよね。
つまり、
世界観の統一が
できていないんです。
これ、動画初心者だけでなく、
実は、プロでもやりがちなんですよね。
テロップを動かしたほうが
プロの仕事をしていると思われると
勘違いしちゃってるんですよねえ。
あ、実はこれ、
ディレクターとしてデビューした
20年くらいまえの私のことです(>_<)
あの頃は、
テロップ一つ動かすのでも、
専門のスタジオを使って
何時間もかけて作業しましたから、
内容の本質とは関係ない、
単なる自己満足の動きを作るために、
1時間2万円もかかるスタジオ代をムダにして
先輩にこっぴどく叱られたモノです…(T_T)
今は、もう、
番組でも、自分で作る動画でも、
テロップをムダに動かすことは
ほとんど無くなりました。
使うとしても、
ごくたまに、
スパイス的に入れるだけです。
それよりも大事にしているのは
・テロップの色
・テロップの字体
・画面の構成
こういうことが、
その動画の「世界観」に合っているか、
そちらのほうを重視しています。
実際のところ、
テロップを動かさなくても
面白い動画はたくさんあります。
そもそも、テロップが動く理由は、
・注意を引いたり
・飽きさせないようにしたり
・世界観を補強したり
そういう、
「補助」のためにあるのです。
あなたの世界観が明確で
言いたいことがハッキリしていて
構成がシンプルにまとまっていれば、
わざわざ、
テロップで派手な動きをつけなくても、
あなたの思いは
ちゃんと伝わるはずなのです。
それ以前に、
画面自体が「動いて」いるわけですからね。
動画なんですし(笑)
それだけで、情報量がメチャメチャ多いンです。
実際、プロの作った動画広告や
Youtubeでたくさん再生されている動画は、
案外シンプルに作られているモノですよ。
テロップを動かす前に、
まずは、世界観の統一!
字体とか、色使いとか、
文字間隔とか、
そういう「レイアウト」のほうに
気を遣うように
してみてくださいね。
ではでは、また!