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[メルマガ] 非常時の中で、気づいたこと

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約5分
[メルマガ] 非常時の中で、気づいたこと

こんにちは!
個人事業主・起業家の皆さんを動画で応援するPersonaliTV、
映像ディレクターの佐藤安南です。

12日から13日にかけて
日本を襲った大型台風・19号。

ますます被害が広がっているようで
心が痛みます…

お住まいの地域は、
ご無事だったでしょうか。

私の住む地域は無事でしたが、
親戚が、多摩川の近くに住んでおり、
まだ連絡がついていないので
かなり心配です…

さて、今日のお題は
「非常時の中で気づいたこと」です。

今回、気象庁から異例の早期記者会見があったり、
交通機関の計画運休や、
大手スーパー・コンビニなどの休業なども
あらかじめ発表されていましたよね。

そのおかげで、多くの方が、
早めに台風対策に
とりかかれたのではないでしょうか。

ただ、やはり人間というものは
危機に直面しないと、
なかなか、動き出せないモノですよね。

我が家でも、
屋上の防水対策のため、
10日木曜日にブルーシートを買おうと
ホームセンターへ出かけたのですが、
すでに売り切れていました…

養生テープも、ほとんど売り切れ。

しかたなく、
キャンプ用のコーナーで
防水シートを購入し、
ブルーシートの代わりにしました。

11日に、ちょっとオヤツを買おうと
近所のスーパーに出かけたら、
17:00の時点で、
もう、パンの棚が空っぽ!!!

カップラーメン、バナナや水、
おにぎりなども、
ほとんど売り切れていました。

まあ、非常用の備蓄食料は
ある程度用意していたのですが
それでも、あの空っぽの棚には
かなり焦りました。

一方、それほど焦らなかったことが
あります。

それは、充電器や乾電池。

仕事柄、
乾電池はたくさん必要なので
常に、ある程度のストックがあります。

また、私は大抵の場合
番組取材もiPhoneで行うので、
3,4回はフル充電できる
大容量のモバイルバッテリーを
いつも携帯しています。

そのバッテリーを充電するための
ソーラーパネルもあります。
電気のつながらない場所で
撮影することもありますのでね。

さらに、
撮影用のライトも
いくつかは充電式なので、
あらかじめフル充電しておけば
停電のときにも安心。

そうなんです。

・電池
・ライト

これらに関しては、
「いつも通り」の対応で
大丈夫だったんですね。

ということは、
映像の仕事って、
「いつも非常事態」って
ことなんでしょうか…(>_<)

また、台風が襲来した12日は、
ずっとNHKのテレビをつけ、
同時にネットのニュースを
流しっぱなしにしていました。

そこで気づいたのは、
以前にも増して、
「視聴者投稿」の災害映像が
増えてきたということです。

これは何よりも、
スマホの普及が大きな理由でしょう。

しかし、それだけでは、
自分の命すら危ないときに、
わざわざ動画を撮影して投稿する意味を
説明できません。

ネットに投稿される動画を
次々に見ながら
私が考えたことは…

危機的状況だからこそ、
人は、情報を欲するのだということ。

情報…
受け取るだけではなく、
送り出すことも含めた
すべての「情報活動」です。

命をつなぐためには、
まず水、そして食糧、
さらに睡眠…と言われますが、

おそらく人間は、
それだけでは、
安心できないのです。

今、自分がどういう状況なのか。
これから、どういう未来が待っているのか。
そして、誰が自分とつながっているのか。

そうした、
自分を知り、他者とつながるための
「情報」を必要とする、
根源的な欲求があるのではないか。

そんなことを、感じたのです。

だからこそ、
自分の住む地域が安全であっても、
他の場所が気になって
ずっと台風情報を見続けたり、

テレビでは流れない
他の被災地の状況を
一生懸命撮影して救助を求めたり、

川の増水の変化を
克明に記録して投稿したり、

危機的な状況になればなるほど、
人々の「情報」に対する渇望も
湧き上がってくるのだと、感じたのです。

これって実は、
日常生活の中でも
応用できることかもしれません。

今、お客様はどういう状況なのか。
何について悩んでいるのか。

将来、お客様は、
あなたのサービスを受けると
どうなるのか。

お客様に対して、
あなたは、どうつながっていくのか。

動画は、
人間の根源的な「情報欲」に
より、ダイレクトに訴えかける
ツールなのだなあと
改めて、感じたのでした。

今週末、また雨の予報が出ています。
台風で地盤が緩んだ地域は、
さらに被害が拡大するかもしれません。

まずは、
命を守る行動を優先させてくださいね。

命の安全を確保した上で、
誰かに伝えたいこと、
伝えなければならないことがあったら
動画で撮って、シェアしてください。

誰もが、スクープを撮り、
誰かを救える時代になっています。

ではでは、また

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