私、一昨日の日曜日から、
夫の実家がある、尼崎に来ています。
夏に帰省した折、
かなり足腰が弱くなっている
義両親の様子を見て、
「正月前に手伝いに来ますよ」と
約束していたんですね。
で、夫の運転する車で、
8時間くらいかけてやってきて、
そろそろ京都に入るというとき…
「病院で検査しているので、
まだ家に帰っていない」と連絡が。
え、どういうこと???
日曜日の夕方なのに、
病院で検査???
訝しく思いつつ、
市内の大きな病院にいると聞き、
19:00ころ、そのまま車で向かったところ…
何と、姑が転んで、
骨盤を骨折したとのこと(>_<)
手術の必要はないものの、
骨がつながるのを待って
リハビリする必要があるので、
結局、帰宅せず入院することに…。
しかも、検査した病院には入院できず、
市内の別の病院へ移動。
そこでも再び検査をして、
長く長く待たされて…
舅と共に、
夫の実家に戻ったのは、
何と夜中の2時過ぎでした…
いや、確かに、
介護のつもりで来ましたけれどね、
まさか、こんな展開になるとは。
たまたま、
夫と私が帰省するタイミングだったので、
病院への送り迎えや入院の手続きなど
あれこれ手伝うことができたのは
不幸中の幸いでしたが…
しかも、こんな折に、
担当している番組から
「テロップに間違いがある!急遽直してくれ!」と、
まさかの連絡が(>_<)
なぜ、よりによって、こんなときに!!!!
病院を抜け出して電話をかけ、
慌ただしく各所に連絡をし、
帰京後に、直しの編集をすることで
何とか話をまとめましたが…
あああ、疲れた…orz.
いやもうホントに、
ジェットコースターのように
目まぐるしい3日間を過ごしましたよ。
というわけで(苦笑)、
今日のお題は
【人はなぜジェットコースターに乗りたがるのか?】です。
つい先ほど私は
「ジェットコースターのように目まぐるしい」と
書きました。
そう、実際の生活の中で
ジェットコースターのように
あれこれ振り回されるのは、
本当にしんどくて、不安ですよねえ。
ですが、
実際のジェットコースターなら、
どうでしょう?
ジェットコースターは
お好きですか?
「絶対に怖くてイヤ!」と
かたくなに拒む人がいる一方で、
「絶叫系大好き!」という人も
たくさんいますよね。
かくいう私も、
1回転するのは苦手なんですが、
ジェットコースターは
割と、好きなほうです。
横浜・八景島シーパラダイスの
ジェットコースターなんか、いいですねえ。
また、「怖い」つながりで考えると、
ホラー映画が大好物という人も
一定の割合で存在しますね。
私は、こう見えて、
ホラー&スプラッタ系は
実は大の苦手。
感情移入しすぎるので、
映画と現実の世界を区別できないんです…
でも、とある知り合いは、
血まみれのホラー映画が
大好きだというんですよねえ。
まあ、私には無理ですが、
その心理は、理解できます。
ドキドキハラハラ、恐怖の連続…
こうした非日常のスリルは、
人を、激しく興奮させます。
ご存知のように、
興奮は、一種の快楽です。
だから、
怖くても見たい、体験したい、
そういう欲望を駆り立てるんですね。
しかし、
これが日常で実際に起きたら、
どうでしょう?
先の見えない不安、
命が危険に晒される絶望、
理不尽な状況に対する怒り、
果てしなく続くストレス…
ほとんどの人は、
快楽を感じるどころではなく、
極度の苦痛に耐えきれず、
ボロボロになってしまいますよね。
そうなんです。
当たり前といえば
当たり前のことなんですが、
人が、ジェットコースターを
安心して楽しめるのは、
「自分は元の場所に戻ってくる」という
見通しがあるからです。
よほどのことがなければ、
ジェットコースターで死ぬことはなく、
ちゃんと、スタート地点に戻ってきます。
ホラー映画も同じです。
スクリーンの中にいる殺人鬼は、
決して、こちら側に来ることはなく、
見ている間は怖くても、
映画が終われば、
元の明るい世界が待っています。
ジェットコースターも
ホラー映画も、
自分に害は及ばないという
確実な「見通し」があるからこそ、
安心して、最後まで楽しめるのです。
実はこれ、
動画も同じなんです。
何について教えてくれるのか、
どんな役立つことを
知ることができるのか。
タイトルや構成で
動画の内容に「見通し」がつけば、
人は安心して、最後まで、
あなたの動画を見てくれます。
しかし、
何を伝えたいのかハッキリしない、
結論も見えないままダラダラしゃべる、
そういう動画は、
見る人を不安に、不快にさせます。
不安・不快は、
人間が、もっとも嫌うもの。
ですから、
先の「見通し」がつかない動画は、
すぐに飽きられ、見られません。
いかがですか?
人が、ジェットコースターに乗りたがるのは、
興奮という快楽が欲しいから。
そして、安全に戻って来られるという
「見通し」があるから。
動画も、
見る人にとって役に立つ内容(=快楽)を提供し、
結論は何か(=見通し)を最初に伝えることが
とっても大事なんですよ。
ではでは、また!