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[メルマガ] 実は私、パソコンが大の苦手でした…

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約7分

ここ連日、

「PesonaliTVer養成講座」受講生さんとのセッション、

そして、

セミナーにご参加くださった方との無料相談で
zoom三昧の日々が続いています。

30分〜1時間と、あらかじめ時間は決めているのですが、
どの方も、とても熱心で、思わず私も熱くなってしまい、
大幅に時間を超えてお話してしまうことも…。

「PetsonaliTVer養成講座」は、
あなたの好きなタイミングで、
いつからでも、ご参加いただけますよ。

http://personalitv.com/consulting/personalitver/

 

さてさて、今日のお題は

【実は私、パソコンが大の苦手でした…】です。

 

「私」とは、もちろん、
この私、佐藤安南のことです。

はい、そうなんです。
私、本当にパソコンが苦手だったんです(>_<)

実際のところ、
今でもそんなに得意とは言えません…

こういうお話を
セッションやセミナーですると、

「いやいや、ウソでしょう〜」

「信じられません!」

ほとんど誰も、
本気で受けとめてくれないのですが…

でも、本当のことなのです。

以前の私は、本当に、
パソコンが、大の大の、苦手でした。

苦手と言っても、
毛嫌いしていた訳では、ないんですね。

 

実はその逆で、

コンピュータをバリバリ使えるようになったら、
どんなにカッコイイだろうなあ〜と、
若いころから、ずっと憧れていました。

ワープロに初めて触れたのは、
1984年、大学に入学した年のこと。

不動産業を営んでいた、
実家に導入されたオンラインシステムの端末を使ったのが最初でした。

多分、まだその頃は、
ワープロを使う人なんて
本当にごく少数だったと思います。

ですので、

最先端の機械に触れて、
しかも、ちょっとデキるという感触があったので、
「あ、私ってコンピュータ得意なのかも?」と
勘違いしちゃったんですね。

ところが…

大学に入って、
「計算機」の授業を取ったところ、
これがサッパリ分からない!!!!

昔は、コンピュータの授業のことを
「計算機」といっていたんですよ…

簡単なプログラミングをさせるのですが、
もう、何を言っているのかチンプンカンプン…。

結局、その授業は、
友達にすべて代行してもらいました(>_<)

それでもう、

「ああ、私にコンピュータは向いていない!!!」と、
すっかり落ち込んでしまい、
苦手意識が染みついてしまったんですね。

でも、それで逃れられたと思ったら、
大間違い。

私の専攻は心理学だったのですが、
心理学って、必ず「統計」を使うんですね。

そして、その「統計」に必要なのも、
コンピュータ。

本当に、あの頃は、地獄でした…

大学の大型計算機センターに行っても、
何をどうすればいいのか
サッパリ分からないんです(汗)。

だけど、コンピュータを使って
統計のプログラムを自分で作らないと
実験の結果が分析できないんですね。

コンピュータには触りたくない(触れない)、
でも、触らないと単位が取れない…

悩んだ末に、私がどうしたかというと…

大学のコンピュータを使わないことにしました。

そして…

パソコンと分析のソフトを買って
自宅で計算をすることにしたんです(>_<)

買ったのは、NECの98シリーズ。
当時でも40万円以上しました。
ソフトを含めて50万円近く…(T_T)

えっ、パソコン苦手って言ってるのに、
パソコン買ってるじゃない?
言ってることが違うじゃない?

いえいえ、
コンピュータが苦手だから、
パソコンと、ソフトを買ったんですよ…

当時は、今とはだいぶ違って、
コンピュータを扱う=自分でプログラムを組むということでした。

そして、個人で使えるコンピュータ、
「パーソナルコンピュータ」が
市場に出回り始めたころでした。

今みたいに、インターネットとかありませんから、
必死になって雑誌を読みまくり、
自分でプログラムを組まなくても
どうにかできる方法はないか、調べたんです。

で、その結果が、

「パソコンとソフトを買って、自宅で計算」

ということだったんですね。

もう何も分からないので、
説明書通りにソフトを入れて、
指示される通りにデータを打ち込んで…

大枚をはたいて買ったパソコン、
いい仕事をしてくれて、無事に単位を取ることができました。
大学院の授業も、このパソコンのおかげで、何とかクリア。

ローンを払うのに大変な思いをしてバイトしました…orz

で、その後、
私がパソコンを使いこなせるように
なったかというと…

全然ダメでした(>_<)

ワープロソフト「一太郎」を買い、
ワープロとして使うようにはなったのですが…

それだけです(>_<)

電源を入れて、
キーボードを打つ、
それしか、していなかったんですね。

いい性能のパソコンだった(らしい)ので、
当時つきあっていた彼氏が
「オレが代わりに使う」と言って、
ゲームやら表計算ソフトやら解析ソフトやら
あれこれ入れて使っていたのですが…

私は、まったく使いこなせませんでした。

それも、当然です。

「プログラムを学ぶ」ことから逃げるためにパソコンを買ったのですから。

「バリバリコンピュータを使えるようになると
カッコイイだろうなあ〜」という
漠然とした憧れだけしかなかったわけですし。

パソコンを使いこなしたいという
明確な目的意識が
当時の私には欠けていたんですね。

それに、そもそも、
文章を作成すること以外に、
パソコンを使う必要がなかったんです。

大学院を出たあと、映像業界に足を踏み入れた私は、
AD(アシスタントディレクター)として、
毎日、使い走りの日々を送っておりました。

1990年の始め、
映像制作会社には、パソコンなんてありませんでした。

当然、インターネットもありません。

 

取材はすべて電話かファックス。

 

そして、映像の編集は、「編集機」で行っていました。

 

「編集機」というとカッコイイのですが、
要するに、ビデオデッキを2つ並べて、
使いたいシーンを選び、
ガチャガチャと、ダビングしていくという至極単純な仕組みです。

それに、業界に入ったばかりの私は、
まだまだ、編集なんてさせてもらえません。

ですから、会社に入って10か月くらいは、
ただただ、御用聞きとして
あちこちに出かけているだけ、
パソコンはおろか、
編集機にも触ることがなかったんですね。

もちろん、先輩ディレクターだって、
パソコンを使える人は
誰1人として、いませんでした。

だって、必要なかったんですもの(笑)

他の人よりは
だいぶ早く「パソコン」そのものには
触れていた私でしたが、
決して使いこなせていた訳ではなかったんです。

「コンピュータ苦手」という気持ちが
ずっと心の中に染みついていましたしね。

しかも、

「分析する」という火急の必要性が無くなったら
はっきり言って、パソコンは、無用の長物。

そんな訳で、30歳前後までは、
ほとんど、パソコンに触らなくても済む、
「天国の日々」が続きました…

おっと、思いのほか長くなってしまいました。
この続きは、次回のメルマガで…

ではでは、また!

 

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